書きたい事が多過ぎますが、全部書きます。
先ず、2月4日に何の前触れもなく発売されておりました、桜庭統さんのニューアルバム「What's up?」。
公式すらも配信されていた事に気付いていなかったようで、ファンの手によって発見された情報が拡散され、「What's!?」となっておりました。
「桜庭統 after all」でググると、私の拙い感想記事が二番目に出て来る事実に自分でビックリしましたが、ともあれその「after all...」から10曲+新曲も4曲加わったアルバムが現在itunesで配信中です。
既存の曲もミックスが変わっているので、「after all...」をお持ちの方も是非全曲購入すると良いです(←単品で新曲だけ買って、後からミックス違いを聞いて慌てて全部買って損した人)。
新曲4曲の中では、「Change of Mind」が特に好きです。
フィーナルや螺旋の塔などのラストダンジョンで流れていても違和感がありません。
後半の疾走、そして美しいピアノが気持ち良いです。
そして、個人的にSO5の戦闘曲候補である「The way」の格好良さと来たら、心臓を鷲掴みにして恍惚としながら桜庭さんの名前を連呼する機械に成り果てる次元。
公式HPによれば、CD版も発売されるそうですがその時期は未定のようです。
正座待機するしかありませんね。
いっそまたライブをやって頂きたいです!
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話は変わりまして。
本日発売開始の、女性でも飲み易い事を主眼におきGACKT様によってプロデュースされた日本酒「シャトーガクト」。
記者会見での
「志は高く。愛情は深く。この友情は永遠に……乾杯」
が格好良すぎました。
1本720mlで5250円と、かなりお高いですが……
日本酒とGACKT様が大好きな私が買わない理はありませんね。
新宿高島屋で、最後の1本となっていたレイクレシェントとゲンを確保。
相当売れ行きは良かったそうです。
純粋な日本酒が好きな私は、三種類ある内、赤紫蘇入りというヴァンパイアはスルーしました。
まず、今日はお肉の日でもあるのでお肉に合うというレイクレシェントを開封。
三日月と洋館とコウモリが描かれた可愛くお洒落なラベルはとても日本酒とは思えませんが……
栓を開けると、確かに日本酒の香りがします。
折角なので、一手間かけてシャリアピンステーキを焼いて。
と言っても、半額になった200円台のお肉の安上がりステーキですけれど(笑)
繊細な香りを想像していましたが、意外とグイグイ押し寄せて来る感じ。
味も太く強いファーストインパクトですが、しかしその後にはスッと軽やかに浮かび上がって行く、シャボン玉のような、泡沫の夢のような後味。
スッキリとしていて呑み易い、幾らでも呑めてしまうタイプだと感じました。
同じ値段を払うのであれば、十四代でも腰の寒梅でも美味しいお酒は幾らでもあるのでGACKT様ファン以外にも強くお薦めとは行きませんが、普通に美味しい良いお酒です。
流石勝山。
GACKT様の一押しのゲンを飲む日が楽しみです(^-^)
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更に話は変わりまして。
本日2月9日は、手塚治虫先生にちなんだ「漫画の日」でした。
去年もそうでしたが、今年もTwitter上などで沢山の漫画家先生方が手塚治虫作品のキャラを描き公開しておりました。
「漫画の日 2013 (画像だけのまとめ)」 - Togetter
http://bit.ly/W7j5hu
こういった物を見られる今の時代は、本当に凄いなぁと思います。
又、天乃咲哉先生がなさっていた
「漫画家になるのを諦めようと思った時期がありましてね。
そのときに、古本屋で「火の鳥(黎明編)」を立ち読みしたんです。
終盤、穴の底から這い上がった青年が両手を広げて「世界だ!」と叫ぶ。文庫の小さな白黒の画面には、本当に世界があった。
これが漫画の可能性なんだと思い知らされました」
という呟きには思わず膝を打ちました。
本当にその通りだと思います。
「火の鳥」が齎す圧倒的なパラダイムシフトは、時代が変わっても不変でしょう。
手塚先生の長女であるるみ子さんが
「本日2月9日は手塚治虫の命日です。毎年のことですが手塚漫画の1つでも読んでいただければ父の供養となります。そこに手塚は生きております」
と仰っていた事もあり、私も本棚から「ライオンブックス」を取り出して読みました。
そして「安達が原」の完成度に改めて深く嘆息し、様々な想いを馳せてしまいました。
「火の鳥」「鉄腕アトム」「ブッダ」「ブラックジャック」など有名どころは勿論ですが、短編も異常なまでにクオリティの高い作品が多いです。
「ライオンブックス」は本当にお薦めです。
「奇子」、「きりひと賛歌」、「MW」、「新撰組」……お薦め作品を挙げていたらキリがないですが、一人の人間がこれ程の多量の仕事を為し得た事は奇跡的であり、比類無き偉業であると思います。
手塚治虫先生が私達に遺して下さった大いなる遺産。
出来る限り、その素晴らしさを後世に伝える一助になりたいです。