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マンガHONZレビュー更新
白糸台で観た咲-Saki-全国編12話の感想&探訪
最後に心から笑えるのは、全国52校の中の1校だけという戦いの非情さを思わされます。
だからこそ、全力を尽くして刹那に輝く少女たちはすばらで美しい。
この補完された熊倉さんとの会話の内容……
と、深く感じ入っていましたが、これは見事にそれを表しているかのような一枚絵……!
思わず取り乱してしまい
ソムリエさんが目の前で活き活きしてる(^-^)
— 藤森寛孝@スタジオキムチ (@kimchi_fuji) March 30, 2014
ご馳走様でした(^-^)
PR: 東京の空に、ファーストクラスの住まいを。
2014年4月前半新刊チェック
エイプリルフールということで、様々な場所がカオスになっていて楽しい今日。
とりあえずGoogle Mapで世界各地を巡ってポケモンを75匹ほど捕らえて来ました。
これ、とても楽しく地理が学べるので普通に社会科の教材に応用して欲しいなぁと思います。
あとは、個人的にパン田ナックルが好きです。
そんな、消費税も増税されて混沌とした幕開けの4月の新刊チェックです!
3日
スピリットサークル 3巻
めしばな刑事タチバナ13巻
4日
JOJONIUM 6
ワールドトリガー 5巻
この音とまれ! 5巻
カツラアキラ 桂正和×鳥山明 共作短編集
食戟のソーマ 7巻
カッコカワイイ宣言! 5巻
SOUL CATCHER(S) 4巻
べるぜバブ 26巻
ハイキュー!! 10巻
帝一の國 8巻
キン肉マン 46巻
To LOVEる―とらぶる― ダークネス 10巻
監視官 常守朱 4巻
文豪ストレイドッグス 4巻
喧嘩稼業1巻
ミュージアム 3巻
砂の栄冠 17巻
7日
海月と私 2巻
10DANCE 2巻
8日
弱虫ペダル 33巻、TVアニメ公式ファンブック
名探偵マーニー 8巻
バチバチBURST 9巻
囚人リク 16巻
サクラサクラ 4巻
9日
アルスラーン戦記 1巻
進撃の巨人13巻、Before the fall 2巻、悔いなき選択 1巻
進撃!巨人中学校 4巻
ディアボロのスープ 4巻
将国のアルタイル 14巻
トータスデリバリー 1巻
ミナミの帝王 125巻
クロコーチ 4巻
10日
とりかえ・ばや 4巻
VSルパン 1巻
アシさん 2巻
カリュクス 2巻
11日
銀のスプーン 9巻
ちはやふる 24巻
放課後カルテ 6巻
スティーブ・ジョブズ 2巻
氷の女王1巻
明治緋色綺譚 11巻
VANILLA FICTION 4巻
よしとおさま! 10巻
12日
ソウルイーターノット! 4巻
東京自転車少女 6巻
14日
乱と灰色の世界 6巻
15日
白奪のマスカレイド 3巻(完)
『スピリットサークル』に『メシ刑事タチバナ』という濃いスタートを切る4月。
4日はジャンプ系とヤンマガ系に『文豪ストレイドッグス』が合わさって盛り沢山ですが……
鳥山明先生と桂正和先生の共作短篇集!? チェックせずにはいられないッ!
『喧嘩商売』の新章『喧嘩稼業』も満を持して登場です。
7日の『海月と私』2巻はとても楽しみです。
今からでも1巻を読んで迎え撃って下さい(紹介記事)。
アニメもインターハイが始まり絶好調な8日の『弱虫ペダル』は、ファンブックと同時発売。
9日、初版何と270万部というタイトル通りの躍進を見せる『進撃の巨人』は、スピンオフなど関連作4冊同時発売。
10日は、さいとうちほ先生の『とりかえ・ばや』と『VSルパン』同時発売。
11日には、リカチ先生の『明治緋色奇譚』最新11巻は、今熱い銀盤の世界を描く『氷の女王』1巻と同時発売。
今回の注目は、何と言っても田中芳樹×荒川弘というビッグコラボレーションによる『アルスラーン戦記』1巻!
暫く『銀の匙』や『百姓貴族』などリアルな漫画でしたが、『鋼の錬金術師』以来となる荒川弘先生の正統派ファンタジー!
つまらなくなりようがありません。
公式サイトで試し読みできますので、試すも良し。
信頼して黙って買うも良し、です。
BLUE GIANT1-2巻


BLUE GIANT 1巻、2巻
石塚真一
小学館ビッグコミックススペシャル
ジャズは感情の音楽なんだ
すげえプレーヤーの音やメロディには
感情がもろに乗っかってる。
うれしくても、悲しくても、
どんな気持ちも音に込められるんだ
『岳』でマンガ大賞も獲得した石塚真一先生最新作はジャズ漫画!
石塚先生の描くものがつまらない筈もなく、そしてテーマがジャズということで、とても期待していた作品です。
私自身、ジャズ好きの知り合いからマイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーンやレイ・チャールズなどを聴かせて貰った程度で、そこまでジャズに造詣が深い訳ではないのですが……
上原ひろみさん、そして彼女の言う所の「体が自然と揺れる音楽」であるところのジャズは大好きです。
ジャズを題材にしたマンガというと『坂道のアポロン』というビッグタイトルがあるものの、まだまだ珍しいものです。
最近はクラシックはもとより津軽三味線から和太鼓まで音楽マンガも多様化していますが、基本的にビジュアル的な表現のみで音を表すというのは難しいことでしょう。
しかしそれでも、今度アニメ化が決まった『四月は君の嘘』などのような優れた音楽マンガからは音が飛び出して来るのを感じます。
舞台は仙台。
泥臭くも、燃え滾るオーラの宿った今作。
75点。
「ガンダム」を創った男たち。 上巻、下巻
「ガンダムビルドファイターズ」、最終回もとても良かったですね。
ファーストからユニコーン、SDに至るまでまであらゆるシリーズを取り込みつつ、全ての人が幸せになっているという夢の様な世界。
下手に作ったら批判の殺到しそうな内容ですが、最大多数が楽しめるように丁寧に作られた素晴らしい作品でした。
35周年を記念したユニコーンEP7、『THE ORIGIN』の映像化、そして富野さんの最新作「Gのレコンギスタ」もとても楽しみな昨今。
このガンダム漫画も実に面白かったので、紹介せずにはいられません!
「ガンダム」を創った男たち。 上巻、下巻
大和田秀樹
KADOKAWA COMICS A
君達は光栄だ
アニメーションの歴史が変わった瞬間に
立ち会ったのだからな
実在の人物が数多く描かれる『ムダヅモ無き改革』では、最新12巻でとうとうあの世界にまで切り込んだ、タブー知らずの大和田秀樹先生。
直近では、「リツハユ」や咲全国編一巻のBD特典冊子の「立-Ritz-全国編」においても、まさかの人物達を登場させ、ご本人達にも衝撃を与えておりました。
限りなくノンフィクションに近いフィクションを得意とする大和田先生。
そして、ガンダムフリークでもある先生が描く、富野ヨシユキを主人公にしたメイキング・オブ・ガンダム物語!
これが面白くなかろうハズがありません!
私も寄稿するマンガHONZでも、角野信彦さんによって素敵なレビューが描かれました。
大和田ファン、ガンダムファンは勿論ですが、モノづくりを描いた熱いドラマとしてとても高純度な物語であり、広くオススメできる一冊です。
ヤマトで大ヒットした天才、安彦ヨシカズ。
富野とは住む世界が変わっていたものの、彼が持って来た企画書に眼の色を変える。
それはオモチャの宣伝アニメの皮を被った、本格派SF。
「フリーダムファイターガンボーイ」というコードネームのその企画が、後に「機動戦士ガンダム」として時代を席巻して行く――
アムロ役のオーディション会場に現れた、酒乱で冴えないオッサン。
しかし、マイクの前に立つとシャア・アズナブルその人に変貌してしまう――

リアルさに拘る作画を行う青年も、「ガンダム」制作に合流。
後に、「板野サーカス」と呼ばれる手腕を注ぎ込まれた「ジャブロー発進」は、実に美しいシーンとなる――
富野、安彦から始まり、大河原クニオ、古谷トオルや池田シュウイチ、板野イチローといった才能が次々と集結していく様は、燃え昂ぶります。
この男達の熱き情熱、志が、人類のアニメ史に燦然と輝く「ガンダム」を創り上げて行く……!
ガイナックスを好きな者が読む、『アオイホノオ』に似た高揚と面白さが、ここには詰まっています。
ただ当然、順風満帆のドラマではありません。
有名な話ですが、ガンダムも初回放送時には視聴率は低迷、43話で打ち切りとなっていまったのですから。
しかし、打ち切る側も嫌がらせがしたくてそうしている訳ではなく。
ビジネス的に経済合理性が無ければ切り捨てるのは、経営者としては寧ろ正しい選択です。
人情だけでは社員とその家族を食わせて行くことは出来ないのですから。
テコ入れの為に作品の質を落としてまでおもちゃ宣伝用のメカを作品にいれる選択、放送打ち切り、スタッフの欠乏……
様々な苦境や試練に立たされながらも、そのギリギリの所で繰り広げられる戦い。
制作現場での「一年戦争」の見応えも、本編に劣りません。
こういった作品を読んでいると、作品が作品として結実していることの奇跡性を改めて想わずにはいられません。
そういった時代背景の様子も、余さず描かれます。
無名だった頃から応援し続けたファンの、報われたと共にちょっと寂しい気持ちなども頷かずにはいられません。
それにしても、富野節をここまで漫画化した作品はかつてなく、本当に面白いです。
特に個人的に好きなのは以下のシーン。
新作「イデオン」のプレゼンを行う富野。
スポンサーには、「世界とご近所の平和を守るゆかいなロボットアクションアニメ」と説明。
しかし、スポンサーが帰った後はその資料は全て廃棄させ、真の企画を披露。
「スポンサー位騙せずに視聴者を楽しませられるか!」と怒鳴る富野監督、これが史実かどうかは判りませんが、少なくとも富野さんを知っている人間なら「ありそうだなあ」と笑いながら楽しむことのできる内容です。
敢えて、ドキュメンタリーマンガでなくギャグマンガという体裁であるからこそ、ここまで思い切ってやれる。
そして、ギャグとシリアスのメリハリが作品に躍動感を与えています。
幕間や巻末に挟まれるコラムも、ガンダムファンとしてはとても面白い読み物になっています。
お台場にある18mのガンダムが与えてくれた感激は本当に素晴らしいものだよなぁ、などと同調しながら読み耽ってしまいました。
そして、各巻末に数篇のオマケマンガも掲載。
特に、このマンガ自体のメイキングとして、大和田秀樹先生が富野由悠季さんに「富野さんが主人公の漫画を描かせて下さい!」と懇願した様子を描いた物は必見です。
どこまでが真実なのか判らない、でもそれを含めて楽しめます。
「ガンダム」の名前くらいは聞いたことがあるという人でも十分に、ガンダムファンや富野ファン、大和田先生ファンの人間はそれ以上に楽しめる物語です。
お薦め。
80点。
咲-Saki- 第124局[風候] 感想

今回の咲-Saki-の後ろには、姉帯豊音さん役でお馴染みの内田真礼さん特集を挟んでリンジャン会報。
そこに書かれている通り、アニメ咲-Saki-全国編も、関東は明後日の深夜、13話「旧友」を残すばかり。
12話が想像以上に神がかっていたので(思わず即探訪に行きました)、これは13話も期待せずにはいられません。
最早、ある意味で「阿知賀編17話」と言っても過言ではないであろう内容……!
今回は丁度その前に桜の吉野山で阿知賀女子の決勝での健闘を祈願して来ます。
そして、吉野からの帰還直後の最高のテンションで、最高の最終回を迎えたいと思います。
その前に本編の連載分も読めるということで、咲には相変わらず終わらないコンテンツとして充実した日々を送らせて頂いておりますね~。
以下はネタバレになりますので、ご注意を!
中堅戦前半戦を終わっての得点状況が以下。
果たして有珠山の岩館揺杏さんはトばずに凌ぎ切れるのか。
部長は揺杏さんがトぶ前に姫松との5万点近い点差を覆せるのか。
注目の中堅戦後半戦が開始――
する前に、何か食べてる洋榎さん!
串カツか、串カツなのか……!(笑)
しかし、丁寧にハンカチに包んでおくのは女子力を感じさせますね。
洋榎さんが食べたかもしれない串カツ屋を探しつつ、新橋の串カツ店で「洋榎会」も行いましたが、引き続き要調査ですねこれは。
地味に、部長が洋榎さんのことを「愛宕さん」って読んでいるのも何とはなしに良いですね。
そして、「ごちそうさんでした」と手を合わせる洋榎さんに、まさかの雀さんからのツッコミが。
留学生には度し難いのも無理はなく。
ところで、ここの雀さんの横顔に違和感を感じたのは私だけでしょうか?
いえ、角度を付けた横顔は最近多いですし、それ自体はいいのですけれど……
若干目が小さいような……?
この洋榎さんも、上の方はベーシックでほぼ全てのコマはこの顔ですが、下の方の洋榎さんだけやや目が小さく、他と違う印象を受けます。
この前のコマの部長も似たような感じになっています。
アニメではないですが、一部分だけ作画担当が違うような印象を受けました。
いえ、描いてる途中で画風が変化していくなんて漫画ではよくあるといえばよくあるのですけれども。
何というか、立先生の絵的に言うなれば昔の画風に戻っていると言いましょうか。
ともあれ、そんなこんなでイチャコラ会話していた部長と洋榎さん。
一定以上の強者同士のみしか共有できないであろう感覚を以ってする会話が良い感じです。
と想っていたら
本当に良い性格してますねぃ!
部長から洋榎さんへのダマ5200で初の振り込みにより、初めて失点の無かった局を迎えて上機嫌な揺杏さん。
そんな様子を蚊帳の外から眺める雀さんの純朴な感想に、リアルに噴き出しました。
異国の地で疎外感を感じてしまう雀さん可愛い。
寮の個室で故郷のソフィア・アンティポリスを想ってセンチメンタルになる雀さん可愛い。
なるべく早く溶け込もうと必死に色々勉強して、たまに日本人から見るとずれた行為をやってしまう雀さん可愛い。
今回も色々面白……
そんな雀さんの能力を姫松勢が解説していました。
おもちってすばらだよね!(錯乱ガッツポーズ)
ともかく、おもちな世界ランカー・ヴァントゥールの雀明華さんは、やはり自風牌が必ず3枚配牌で来る模様。
更に、南場になると場風も来やすくなるとか。
なにそれずっこい。
その能力のメリットについては121局や122局の時に予想して言及しましたが、本当に見掛け以上に攻守に良い所だらけ。
しかもデメリットも皆無なようなので、余計に強いです。
本格的に世界何位なのか気になります。
東場も安定して強く、南場にはより強いとなると、それこそタコスが衣に言われたように東場で討ち果たしてしまいたい相手ですね。
ともあれ、揺杏さんが気分よく親番を迎えた所。
揺杏さんの無失点局記録はあえなく1でストップです!
ここで注目したのは、頭が7ソーですが、部長は直前に7ソーを切ってるんですね。
そして、69ピン待ちの両面に受けているのです。
普通の打ち手なら当然ですが、部長の場合であれば78ピンのどちらかを切って頭待ちにするのが常道。
78ピンならばタンヤオが確定するので、点数もタンヤオ三色赤1の40符で8000点になり変わらないはず。
何も感情を見せずに平然としていますが、実はさっきの洋榎さんとの会話を経て何か変わった物があったんでしょうか……
しかし、これで揺杏さんが遂に12300点と本格的に危険な状態に。
「殺しにいったほうがいいかも」と、不穏な風候が現れ始めます。
部長は満貫を和了したとはいえ、その前に5200を振り込んでしまっているので、未だに2位の姫松との差は45000点程。
それにしても、今号で一番驚いたのは、実は作者コメントです。
>「来週あたりは吉野山の桜すごそうだし行きたい」
>「来週あたりは吉野山の桜すごそうだし行きたい」
>「来週あたりは吉野山の桜すごそうだし行きたい」
ななななな、なな何ですってーーーー!?
ま、正に今夜から吉野山に行く身としては、晴天の霹靂となるお言葉ですよ……!
ひでさんが、「もしかしたら去年のイベントに立先生が混じっていたりして」というお話をされていましたが……
ひょっとすると、今回のイベントにもこっそりお忍びで来ている可能性もあったりなかったりするのかしら。
何でも、吉野町観光案内所の交流ノートに、最近佐々木政勝さんが足跡を残されたようですが、私達のあんな書き込みやこんな書き込み、あるいは絵馬もアニメスタッフの方々のみならず、立先生に見られる可能性もっ……!?
今回の吉野行きに際して、いつも以上にドキドキしてきた春の早朝なのでした。
カツラアキラ 桂正和・鳥山明共作短篇集
カツラアキラ 桂正和×鳥山明 共作短編集
桂正和、鳥山明
集英社ジャンプコミックス
タイバニの映画第二弾も大好評上映中、ドラゴンボール改のブウ編が始まる春。
夢のコラボレーション作品が刊行!
桂正和先生、鳥山明先生どちらかのファンなら、押さえておいて間違いないでしょう。
70点。
阿知賀編吉水神社神気拝受参拝と吉野山桜歩きツアー2014春 第一局
阿知賀編吉水神社神気拝受参拝と吉野山桜歩きツアー2014春 第二局
To be continued...
阿知賀編吉水神社神気拝受参拝と吉野山桜歩きツアー2014春 第三局
にも書かれておりますが、阿知賀編が始まる2年以上前から散りばめられたパズルのピースが、やがて阿知賀編という一大サーガに収斂して行く様は、いつ聞いても身震いがします。
阿知賀編吉水神社神気拝受参拝と吉野山桜歩きツアー2014春 第四局
咲-Saki-ファン9名程で夜ご飯を食べに行きました。
進まなくちゃね!
新しい風(まち)に誘われて
新しい場所(みせ)が見えた
もう一歩踏み出せる
私待ってたよ
絶対譲れないこの時(チャレンジラーメン)を待ってたよ
君(咲クラ)とCHANCE!(3000円)CHANCE!(3000円)掴もう~♪
説明不要ッ!
あ、アホや pic.twitter.com/ae6XVgyLBC
— しののぬ (@sinononu21) April 5, 2014
下市口南詰「来来飯店」にてチャレンジラーメンにチャレンジする探訪戦隊チャレンジャー5人。FC「チャレンジャー」1面列車ステージBGM『シューベルト軍隊行進曲』が聞こえてきそう麺四食。スープ七合。みそ味アツアツ。水はコップ一杯のみ pic.twitter.com/QOaBdieBdB
— ミヤツカサケイ (@keyall) April 6, 2014
ここからが本当の地獄だ……!
私の頭の中のベジータが囁きます。
それでも、必死にスープを飲み込み、
たった残り300mほどのスープが、マグリットの「ピレネーの城」の巨大な岩よりも更に遥かに巨きなモノに見えていました。
インナーユニバースにおいて、光速を超えて巡る思惟思考の中で、宇宙創世や生命の誕生から果てしない時の巡りが渦巻いて明滅していました。
こんなにも熱いラーメンとスープを大量に流し込みならがも、首筋に感じるのは氷よりもなお体を凍てつかせる冷気。
最早、咽喉部を越えて口唇の裏ほどまで胃が達している感覚。
17分経過からの1分、私は一口も進むことができず、地獄が今にも空から落ちてきそうな事象の地平線で正体不明の狂気的な怪物と闘っていました。
一方、危険牌察知の能力を持つクラスタ達は普通に楽しく食事をしていた。あ、制限時間は30分ね。20分で賞金だとか。因みに最速は9分。高校時代の知人は27分だった。 pic.twitter.com/JwR8GccP1y
— ミヤツカサケイ (@keyall) April 6, 2014
何これ、普通に美味しそう(笑)
まさに天国と地獄……
でも
阿知賀編を愛する者は諦めない!
そして、限界を感じながら極限の領域へ進むために、スプーン一杯でも歩みを進めようとした時
プツンッ
と、決定的な何かが切れ、意志とは裏腹にギブアップを体が選択してしまっていました。
む、無念です……
吉野山で買い食いした葛湯やおもちのせいにはしたくないので、今度はもっと食べられるように精進したいと思います。
そして30分が終了。
店を出た後も数時間、世界が味噌ラーメンと一体化した新機軸の知覚を得て、あらゆる行動力と思考力を奪われていました。
ともあれ、来来飯店から徒歩1分ほどのお宿、松実館ならぬ松月館に到着。
吉野の繁忙期でありながら、一人3400円という非情にリーズナブルなお宿。
にも関わらず、お風呂とトイレ・洗面所は共同使用ですが、壁掛けテレビもあり14畳の広々とした空間であったかい毛布付きの布団もあり、有線・無線LANも使えるというすばらな環境でした。
マンガソムリエとして特筆すべきは、部屋に備え付け(しかも何故か2冊も)の、『メサイア』。
非売品のキリスト教布教用マンガなのですが、これがフルカラーでよく描かれていてとても面白い!
残念ながら、チャレンジラーメンシンドロームによりしっかり読み切ることができなかったのですが、新約聖書と旧約聖書合わせて5冊あるらしく、全部欲しいと思いました。
また、咲ファン的な見地からも、聖書を知悉しておくことは有珠山の考察をする意味で非情に有意義ですので、そんな意味でも松月館はお薦めです。
何もかんもチャレンジラーメンが悪い。
ご馳走様でした。
しかし、その後2:30に起床。
やはり吉野という土地が、私に謎のエナジーを与えてくれます。
そして、5時に皆起床。
舞台探訪者の朝は早い。
阿知賀編に多い、桜のある景色。
しかし、桜がある時期は観光客が一杯。
そうなると、早朝のまだ誰もいない時間を狙うしかないのです。
コミックス2巻表紙などは、今回最も取っておきたい所。
そんな訳で、速やかに準備をして出発!
折角なので、すぐ近くの阿知賀地区を通って行きます。

ここにのどっちや灼ちゃん、ギバード達を感じる……!
阿知賀の黎明の空は美しいです。
そして、立先生的に鉄塔は要チェックという抜け目ない探訪勢。
お馴染みの看板。
あちがっ子を守る為なら、命だって擲てます。
最近はやりんもとい流行りの、「~警察」。
ここはリアル阿知賀警察。

川沿いにも桜の密集するスポットが。
阿知賀でお花見するのもとても楽しそうですね~。
そして、ワインディングロードを越えて吉野山に辿り着くと……
う、美しい………………!
To be continued...
阿知賀編吉水神社神気拝受参拝と吉野山桜歩きツアー2014春 第五局
朝駆け探訪で、阿知賀地区から吉野山へ。
中千本まで行ったものの、時間的6時台でも意外と混み始めて来ていたので、車で下りられなくなるのが怖い為やはり下千本の駐車場に止めることにして、一旦お別れとばかりに下山。
駐車場前の桜も、霞んできました。
そして、それ以上に
山の方が真っ白で何も見えなく!
30m咲は見えないですね。
お陰で、非常に幻想的な風景に。
僅か30分位でこの変容、信じ難いですよね。
桜のある岩壁はかなり吉野山を探しまわったものの見付からないのですが、擬似的に霧によって雰囲気だけ。
吉野山の神様が歓待してくれているように感じました。
私は吉野を愛していますし、吉野も私を愛してくれているような。
阿知賀編吉水神社神気拝受参拝と吉野山桜歩きツアー2014春 第六局
朝駆け探訪で、幻想的で美し過ぎる吉野の景観に心奪われながら。
何とお家の中に招き入れて下さった上に、花より団子ならぬ「団子より探訪」で朝食を食べていなかった私達に、ハムトーストとコーヒーまでご馳走になってしまったのでした……
今回最も行きたかったポイントへ!
去年の春に来た時は、既に割と散ってしまっていたので、今回は悲願が成就して大満足です。
リボン付きのバスケットを持って!(笑)
吉野山、良いですよ~
……と想ったら、ポツポツと雨が降ったり止んだり。
麻雀と 山の天気と 秋の空 ですねぃ。
何と、朝急いで出て来たために傘を松月館に忘れて来てしまったので、虎の子の松実館タオルで防御しつつ、歩みを進めます。
深山幽谷の化身に惑わされたのか、普段と違う道へ迷い込みましたが、美しい写真が撮れたので無問題。
元の道に戻って、山の上を目指します。
絵コンテ上では「吉水神社」とされている、龍王神社。
彼方の山間が、やはり神々しい感じでした。
3月20日からリニューアルオープンしている筈の、一日文学散策館。
ここにも桜がしっかりと咲いていて、なんか……いいね!
今回も立ち寄りたくとも寄れなかったのですが、また折を見てお邪魔したいです。
息を切らせながら、上千本へ。
すると、まさかの雪がそこかしこに残っていました。
上の方は4月でも降るんだなぁ~、とこの時は他人事だったのですが……
そして、花矢倉展望台に到着!
1巻裏表紙を彷彿とさせる絶景がそこに!
松実姉妹と灼ちゃんを感じます……
これだけでも、また来た甲斐があると思いますね。
しかし、ここに来て雨が強くなって来ました。
が、来てみるとさ、寒い……!
有姉の如く、震える私。
それはもう、松実玄さんの聖布を体の下に巻こうか悩むレベルでした。
しかも、山の上の方で更に気温も下がって来ている上に、強さを増す雨。
そんなこともあり、温まる為にあったか~い葛湯を飲んでしばし雨宿りする事に。
が、どんどん雨は強まり、横殴りに!
普通に休憩所の中に降り込んで来ます!
それどころか
売店の店主さん「雪が降って来たな~」
!?
そんなん考慮しとらんよ~;;
小雪がちらつくというレベルではなく吹雪の様相で、パラソルの上に一瞬で雪が積もっていきました。
いや、桜に雪なんてすばらですよ。
シャツ1枚でさえ無かったら!
割と、本気で凍え死にそうになった私。
天の川屋さんで、ハムトースト分のカロリーを摂取していなければ、実際危ない所だったように思います。
降りたら静亭さんに行く予定もありましたが、酷い雪で下りる事もできないので、おでんを食べて暖を取りました。
おでんと、あったか~いお茶が神様でした。
有姉の気分をこれ以上ないほど満喫しながら、お茶の入ったヤカンを抱きしめて震え続けるのでした。
「山の天気」をなめてはいけません!(教訓)
そして、待てども待てども弱まる気配はない雪。
仕方ないので、強行軍で下山。
来る時は何ともなかった屋根までもが真っ白になっており、笑えます。
「宮守より寒い」という名言も。
山の途中にあった、お洒落な傘を始めとするおみやげ屋さんで、何とか傘を入手。
登る時にここで買っておくか悩みましたが、雨が本格的に降る予報はもう少し後からでしたし、荷物は減らしたいので帰りでいいかな、と思ったのが完全に裏目でした。
まあ、麻雀と人生に裏目はつきものです。
このお洒落な傘、実はセカイさんの最寄り駅で製造されていることが後で判明するというオチも付きました(笑)
又、このお店ではクロワッサンと暖かいコーヒーをサービスして頂きました。
これによっても命が繋がれました……
本当にありがとうございました!
のどっちを感じる辺りまで降りて来る頃には、雨も止み晴れ間が。
本当に「山の天気」ですねぃ。
この辺りの桜もまた、枝垂れ混じりで美しいですね。
ちょっとこわい橋。
何とか無事に下山して、ピークの一歩手前位の静亭さんへ。
SAさんの、松実玄さん聖誕祭ポスターがしっかり飾られていてすばらです!
くろたん参加者以外にも多くの人の目に触れられるべきステキな一枚絵ですので、是非松実館か静亭さんに飾って欲しいと私がお願いしましたが……
実際、このポスターを見て興味を持って下さった方、そして問い合わせなどもあったようですので、良かったなあと思います。
随所に様々な愛の込められた傑作ですので、咲-Saki-ファンの方は是非静亭で実物をご覧になって欲しいと思います。
そして、交流ノートはこちらも盛況!
19日に来てから、こんなに絵が一杯!
すばらです!
泉さんのbefore afterがなかなかのなかなかだね!(笑)
って、ここでも来るんか……@akagi4771さん!(笑)
表情にセンスを感じます。
そして、「闇に忘れさられし片翼のクロチャー」って、何ですかその不可視境界線の先に居そうな松実玄さんは(笑)
ツモ580000オールとか酷い。
でも、咲キャラでそんなムダヅモ的インフレを起こした闘牌も見てみたいかもしれません。
有姉の好物にして、吉野の風土料理「茶粥」!
お粥であったまり、梅干しで疲れを癒やします。
女将さんには、お忙しい中にも関わらず、葛湯をサービスして頂きました。
咲ほどまで凍えきっていた体に染み込みます……
今回もご馳走様でした!
しっかり、食べ終わったら串を白い紙に包んで「ごちそうさんでした」も果たしておきました。
枡付きの日本酒も風情があっていいですね~。
金峰山寺と静御前の枡二つが付いた日本酒は今度欲しいです。
今度こそデザートらしいデザート、奈良いちご。
あすかルビーのローカルCMソングが地元の人には有名らしいです。
確かに耳に残る……(笑)
そして、この後まさかのご好意により、松実館でのお花見という至上の宴が……!!
To be continued...
阿知賀編吉水神社神気拝受参拝と吉野山桜歩きツアー2014春 第七局
それでも、咲-Saki-ファンもそうでない方も集ってのすばらな会合になりました。
桜ミクさんも参戦!
本当にですね、吉野は人があったかくて、景色が美しくて、もう永住したいこと極まりないのですよね。
要は「楽しいよ おいで!」と。
今週末が丁度桜のピークになりそうということですので、近場の人も、「国内は近場」レベルの人も、是非お薦めですよー。
久々に色々観返したくなりました。
そして、意外としっかり聴いていた人の少なかった咲-Saki-最初期のドラマCDを拝聴。
序盤から(声優的な意味で)出て来る風越のキャプテンや、京太郎の妄想シーンの補完具合に笑いました。
その節は本当にお世話になりました。
ありがとうございます!
最後の最後にあと10分程で到着するので「New SPARKS!」「TRUE GATE」を後1回ずつかな~、と思っていたら、孔明の罠的渋滞にハマって4ループ目に突入、終電ギリギリになる事態もありましたが……
そして、帰りの電車で女の子にのど飴を貰うという謎のイベントも発生しましたが……
しののぬさんご自身も無事に帰宅して、観ることができたようで何よりです。
そう、咲-Saki-全国編最終13話を観るまでが遠征なのですから!
To be continued...
咲-Saki-阿知賀編ファンへの吉野のススメ
そう考えた時、この記事を書こうと思いました。
過去10数回にわたる吉野行きの経験から、これから吉野に行ってみたい! という咲-saki-阿知賀編 episode of side-Aファンのために、オススメのスポットをまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
私も、行くまでは吉野って遥か彼方の遠い場所だと思っていましたが、今では東京から日帰りで行く位に近所に思えています。
吉野山への行き方
大阪阿倍野橋から
近鉄南大阪線で橿原神宮前駅へ。
橿原神宮前駅からは近鉄吉野線で、終点の吉野駅へ。
970円。
なお、特急を使うと、約10~20分程早く乗り換えなしで大阪阿部野橋駅から吉野まで直通で行けます。
特急料金は+510円。
京都から
近鉄京都線で橿原神宮前駅へ。
橿原神宮前駅からは近鉄吉野線で、終点の吉野駅へ。
1230円。
私は朝早くに着きたい時は夜行バスで東京から京都で降りてから京都駅始発で行くので、こちらのルートをよく使います。
東京からの夜行バスは、3000円台からシーズンや座席の豪華さに応じて高くなります。
新幹線では、大阪・京都~品川・東京間で片道1万5000円程度です。
余談ですが、途中の橿原神宮前駅から乗り換える時にパン屋さんや薬局、コンビニなど色々構内に揃っています。
吉野駅に直接行く場合、コンビニはここが最後のポイントになりますので必要な物はここで買っておくと良いでしょう。
又、ここの水野屋さんのコロッケがとても美味しいのでオススメです。
ベーシックなコロッケも、チーズコロッケも良かったです。
そして、直接吉野駅に行くのも良いですが、途中で色々寄り道出来る場所があります。
まず、福神駅。
駅を出て東口の坂を下った先すぐに、阿知賀編3巻の表紙になった場所が。
咲はあまり関係無いですが、吉野まであと3駅の六田(むだ)駅は車内アナウンスで「ムダ~、ムダ~」と言われるのがDIO様のようで面白いだけでなく、「ラ・ペッシュ」という洋菓子店があり、とても美味しいです。
特に、名状しがたい形のモンブランは絶品ですので、スイーツ好きの方にはオススメ!
奈良随一のケーキ屋さんと云われるのも納得です。
吉野駅まであと2駅まで迫れば、大和上市駅。
ここには、吉野町観光案内所があります。
そして、吉野町の名産品や、観光地の案内を無料で行ってくれます。
吉野について気になることがあれば、こちらで相談すると良いです。
夏場に行くと、冷たいお茶で迎えて下さいました。
又、こちらではレンタサイクルをやっており、付近には沢山の聖地がありますので、巡ってみたいという方はオススメです。
セキさんがHPにて、とても解りやすく詳細ですばらな探訪用MAPを作成されており、こちらにも設置しておりますが、あらかじめプリントアウトするかスマホ・タブレットなどに入れておくと非常に便利でしょう。
などなど、大和上市駅付近のポイントは自転車であれば1時間~1時間半前後で周れるでしょう。
ただ、そこからリアル阿知賀地区まで足を伸ばす場合は、2.5駅程離れていますので、2~3時間を見ておいた方が良いでしょう。
しかし、この和と灼が通った道に来るだけでファンは価値を感じると思います。
阿知賀編番外編の背景コマなども。
地名的な阿知賀へ徒歩で行く場合は、下市口駅から下りて向かうと良いでしょう。
大阪・京都方面から下市口駅で降りて阿知賀を周り、椿橋を通って越部駅から吉野方面へ、という流れがスムーズで推奨です。
福神駅辺りから色々と聖地が見え始めるので、窓の外の風景だけでも楽しめます。
皆が河水浴をした吉野川なども、車窓からよく見えますよ。
そして、吉野駅。
現在は駅の掲示板に咲コーナーが出来ているので、見ておくと良いでしょう。
季節ごとの装いもあり、駅前からあったかさを感じるのが吉野です。
駅前には、おみやげ屋さんが並んでいます。
私は、一番駅に近いお店でよもぎ&さくらのソフトクリームをダブルで頼むのが毎回帰る時の楽しみです(笑)
駅を出て真っ直ぐに行くと、すぐに赤土先生が乗って凱旋してきたことでも有名な、日本最古のケーブルが。
ただ平時はともかく、この時期は非常に混んでいますのでご注意を。
今の時期は、桜を楽しむ意味でも、聖地を楽しむ意味でも、ケーブル乗り場の右の道から行ける七曲りの坂を徒歩で登るのをオススメします。
桜は勿論なのですが、
そして、意外と知られていませんが、梅雨には紫陽花が実に綺麗に咲き乱れています。
これらは、全て夜になるとライトアップもされて昼間とは別の美しさを体感できます。
四季折々、いつ来ても魅力のある吉野、すばらです。
一年に三回ほど積もるという雪の時だけはちょっと大変ですけどね!(笑)
この前の豪雪は地元の方も「記憶に無い」と言っていたレベルですので、例外的ですけど。
七曲りの坂を登って行くと、見覚えのある風景が登場します。
神聖な景色も楽しめます。
そこから左へ真っすぐ行けば、ケーブル乗り場。
ケーブルは、上下とも同じ時刻に15分に1度ほど出ています。
吉野駅からの電車も吉野線は本数が少ないので、あらかじめ帰りの時程は決めておくのがオススメです。
ファンとしては1回は乗っておきたい所ですね。
ちなみに料金は片道360円、往復だと610円と少し安くなります。
赤土先生も雪の日にくぐった黒門を越えるとあるのが、おみやげ屋さんの天の川屋さん。
(セキさんの地図で25番の辺り)
咲ファンから「リアル宥姉」と呼ばれ親しまれる、宥姉が大好きなお母さんが本当にあったか~い方です。
是非、立ち寄ってお話してみて下さい。
きっと宥姉ファンになります。
こちらには、コミックスと共に足跡帳が置かれています。
何と、かの中国SakiWikiの管理人さんや、韓国から来た方の書き込みも…………
幅広いファン層を感じられます。
是非、書き残していって下さい。
そこから登って行くと、すぐに吉野山のランドマークであり、日本三鳥居の一つである銅の鳥居(かねのとりい)が見えて来ます。
もう、作中で見た風景のオンパレードです。
そして、鳥居の下、阿知賀編最初のカラーページにも写った場所、
そこが、私の実家でもある松実館こと、吉野でも最古の歴史を誇るさこやさん!
HP FB Twitter ブログ
普通に泊まると、大体一泊15000円以上です。
ただ、咲イベント等で団体で泊まる際には、1万円強程で泊まれることもあり、大変お得。
今度、7月の最終週の土日に吉野で花火があり、それ合わせでイベントも企画されており、きっとその時も普段よりはお安く泊まることが可能になると思うので、興味があればお休みを取れるようにしておくと良いかもしれません。
夜はお風呂で語り合ったり、麻雀を打ったり、本当に楽しいですよ!おいで!
「松実館独特の味付け」とハルエニッキで評された通り、お料理は四季折々で独特の味付けのものもありつつ、鮎やお刺身、天ぷら、フルーツなどなど盛り沢山で、女性だと食べきるのが難しいかもしれない位の量です。
ちょっとお高めの部屋に泊まった時に出る、松茸とお肉の焼き物付きのタイプは特に絶品です。
特筆すべきは、桜も見られる露天風呂にある樽酒!
何と、幾らでも飲み放題になっています。
しかも、宿泊だけでなく日帰り入浴として11:30から1000円でお風呂だけ入ることも可能。
個人的にはこの値段でそこまでしていいのかな、と心配に(笑)
ロビーには咲コーナーが設けられており、ここでイベントが行われた時の、阿知賀編出演声優さんや小野学監督のサインも飾られています。
コミックスや設定資料集、更にスタッフの同人誌なども。
こちらにも交流ノートがありますので、是非松実館へおいでの際は足跡を残していって下さい。
日中だけでなく、夕方や夜、朝方にもまた吉野の景色の魅力は溢れていますので、できれば泊まりで堪能するのが望ましいですね。
松実館から山を上って行くと、EDで最後に映る蔵王堂が見えて来ます。
(いつか全自動雀卓を置いて撮影したいですね笑)
そして、OP「Miracle Rush」で正に「ミーラクルラッシュ♪」と歌われている時に写るのが、蔵王堂横の道のこの辺り。
車に気を付けながら、走るのも良いでしょう。
こちらからの眺めも本当に素晴らしく、世界遺産を体感できます。
様々なお店が立ち並ぶ吉野山の町。
そこをずっと進むと、
世界遺産にして、憧の実家である吉水神社が!
南北朝時代の皇居であり、義経、弁慶、静御前、蝉丸、秀吉など多くの歴史上の人物の名残が沢山残されている厳かな場所です。
そんな境内には、咲ファン有志により手の加えられた痛絵馬専用コーナーも。
普通の参拝者の方にも「レベルが高い」と云わしめるほど、すばらな絵が描かれた絵馬が奉納されています。
一見の価値アリです。
とはいえ、まがりなりにも非常に由緒正しい、神様がいらっしゃる場所ですので、正式な作法で参拝もしましょう。
ちなみに、こちらの宮司さんはとても朗らかで面白い方です。
咲-Saki-やフィギュア、抱き枕などにさえとても理解があり、あまつさえ憧を「ウチの娘」と呼びます。
しかし、実は天皇陛下から勲章も受けているすごいお方。
ブログもやっておられ、ご自分でデジカメで撮影しながら毎日更新されています。
講話集にはとても良いお話が沢山書かれており、神社に置いてある著書の『我が祖国日本』と共に、人として一読をオススメします。
「人生で何か困ったことがあったら、西行庵で首を括る前に宮司に会いに来て下さい」の言葉通り、豊富な人生経験から生み出される言葉で勇気付けて下さいます。
そういった意味で、咲-Saki-抜きにしても行くと良いと思います。
セキさんの地図で36番の吉水神社の少し先には、咲ファンが集うお食事処の静亭さんがあります。
店内には豊かな咲-Saki-コーナーが!
阿知賀編は2冊ずつ、本編も9巻が置いてあるという解っているコアなファンはニヤリとするラインナップです。
私の書いた松実玄さん小説本『待つ身の日々』も置かせて頂いています(笑)
既に実本は品切れで再販予定はないので、もし興味のある方はこちらで読んで頂くのが良いかと思います。
そして、こちらにも有志で作られたファイルの中に足跡ノートがありますので、是非。
テラス席からは、四季折々の吉野の絶景と共に美味しいお食事を楽しめます。
女将さんがとても気さくで優しい方なので、咲ファンであることを告げて話してみましょう。
オムライスには、好きな字を書いて下さるサービスも(笑)
数量限定の豚角煮丼、あるいは鴨葛うどんなどおいしいメニュー沢山で、いつも悩みます(笑)
そのちょっと先に、吉野山豆腐処林とうふ店というお店も。
豆乳ソフトクリームに豆乳ドーナツはヘルシーで美味しいです。
この上の中千本、上千本にも、作中で登場した聖地が散在しています。
特にオススメなのは、2巻表紙になっており、その後ろを向くと
お花見のシーンの場所にも使われている、老人憩いの広場。
そして、そこから更にずっと上って行って
1巻裏表紙にも使われている絶景が見られる、上千本の花矢倉展望台です。
奥千本エリアまでは、車で行くことも可能です。
バスも出ています。
スタンプラリーの時の最終地点、西行庵は徒歩で行くとケーブルの駅から2時間位かかりますが、穏乃を感じるために頑張るのもアリですね。
今週末が吉野の桜は満開だそうですので、良かったら是非足を運んでみて下さいね。
取り急ぎざっとまとめてみましたが……
何か質問、気になる点などありましたら、コメント欄にでもお気軽にどうぞ(^-^)
咲-Saki-全国編最終13話[旧友] 感想
しかし、全国編最終話を観終わるまでが、「阿知賀編吉水神社神気拝受参拝と吉野山桜歩きツアー」。
よって、この記事を書き終えることでやっと今回の吉野行を締め括ることができます。
この13話[旧友]は、アニメ雑誌でタイトルが明かされた時からもう、神回になることが確定し、確信を得ておりました。
それはまるで、阿知賀編[特別編]が阿知賀メンバーのスペシャルエピソードであると明かされた時のように。
端的に言えば、私はこの放送が始まってすぐに泣き始め、ずっと泣き続けながら観終えたばかりか、そのまま3回観終わるまで嗚咽が止まりませんでした。
それだけ、これまでの圧倒的な積み重ねが、そして直前まで吉野にいた事による昂ぶりが生半可ではなかったのです。
もう、「旧友」「阿知賀」といった二文字三文字を視認するだけで泣けるレベルです。
私が思う確かなことは、こんな想い、体験ができて本当に幸せであるということです。
それにしても最終話はあまりにも色々と語りたいポイントの多いお話でした。
まずは当たり障りない所から書いていきましょう。
以下は完全なネタバレになりますので、13話を未見の方はご注意下さいませ。

実際のオリンピックセンターの椅子の並びに準拠しているのは原作の方だと思いますが。
これは戦争がおきる事態ですよ……
とりあえず、オリンピックセンターに関しては立先生とアニメスタッフとでは取材した場所が違うのかな、と思いました。
というか、私達もこの部屋は結局見付けられなかったので、時間が経って変わってしまった可能性もアリますね。
さて、急いで会場に駆けつけたタコスとのどっちが食べているお弁当。
このアングルではお弁当箱が正方形に近くて、叙々苑弁当であることは再現されていないのか、あるいは叙々苑游玄亭弁当にグレードアップしているのか、と思いましたが……
叙々苑のベーシックなお弁当が意識されていることが判りますね。
焼肉弁当からカルビ弁当まで、容器の形状は同じなのでどれか判別はできませんが、少なくとも2500円~3500円位はするはずです。
インターミドルチャンピオンへの独占取材費と考えれば安いものでしょうか。
どうせ払うのは西田さん自身じゃないでしょうしね(笑)
歓喜!
ぷちぷちした物の件が今から楽しみです。
そして、三尋木プロと針生アナもちょー久々の登場!
最終回は豊か!
又、プロといえば姫松の描写の中で、新登場のプロと想われる方々が3~6人ほど。
私服を来ている姫松生という可能性もあって判別が難しいですが……
この中にこっそり閑無ちゃんや杏果ちゃんなんて居たらちょー熱いのですが。
真屋由暉子さんのレインボーサイクロンのような眩い虹色の光!
もう解り切っていたことですが、これは相当すごい能力をおもちでしょうね。
丁度、『ムダヅモ無き改革』の最新刊では「アイドルのみが和了出来る役」として嶺上開花が登場しておりましたが、その嶺上開花が主人公の持つ能力である『咲-Saki-』のアイドルは、一体どんな能力があるでしょうか。
少しだけ予想してみます。
もしかしたら、同じアイドル枠ということで、はやりんと能力的にも被っている可能性が考えられます。
では、はやりんはどのような能力があるのでしょうか。
気になったのは、麻雀大会の決勝半荘でイーペーコーが2回完成、1回未遂だったこと。
1半荘でイーペーコー3回は多い気がします。
そして、はやりんは和了スピードに定評がありながらも、大会では一度も鳴きを見せていません。
更にリーチもしておらず、プロとしても防御力にも定評があるとのこと。
慕のツモ和了を察していたかのような描写があるので、ナチュラルに危険察知能力はあるとして、加えて門前で順子系が集まり易い能力でしょうか。
手牌に最初から確定で面子が仕込まれる、位の能力はあってもおかしくないですね。
そう考えた時、あの七色の光が意味するもの……
7というと、『兎』のヴィヴィアンの能力も思い起こしますが……
大胆に予想してみると、么九牌の各七種しか引かない能力なんてどうでしょうか。
これだと、相当テンパイスピードも早くなりますし、三色やイーペーコーといった順子系の役も作り易くなります。
或いは、三色が必ずあるいは条件付きで内蔵される、なんていう能力でもはやりんを脅かすには十分かもしれません。
まあ、まだ材料が少ないので妄想ですけどもね。
そして、もう一人の有珠山の怪物・獅子原爽さん。
順番的に由暉子さんの後に出て来たので、世間では「やっぱり爽が大将じゃないか」という声も多いです。
だが、ちょっと待って欲しい。
出て来た順番だけで考えるなら、清澄は咲さんの後に和が出て来ていますし、臨海に至ってはステルスダヴァンになっています。
又、アニメで描かれた描写が特に原作では何の関係もなかったという前例もあります。
水飲みに起きたけど、爽さん大将の可能性高いの!? だとしたら嬉しい。有珠山が登場した初期の頃に考えたオーダー予想が当たっているのかも。当時は少数派で肩身狭かったから……『http://t.co/3cvWtjBomv』 pic.twitter.com/cYvtDFibHo
— 45927・田中 (@45927_Tanaka) April 6, 2014
ただ、この田中さんの考察がとても説得力があることを否定はできません。
ミスリードも多い咲-Saki-ですから、事象が完全に観測され確定するまでは予断を許しません。
キリスト教的な考察も含めて大いに楽しむことにしましょう。
た、探訪班……!
永水&宮守の海水浴シーンも補完されたのは、個人的にとても昂ぶるポイントでした。
おもちも豊富!
姫様が浮き輪を持って楽しそうにしてらっしゃる……そんなすばらなことはない。
というか、ここでGLOSSY:MMMは反則級でしたよね!
お約束の中田譲治さんナレーション共々、すばらでした!!
と、そんな冗談交じりでここまで来た訳ですが、ここからはマジでガチです。
「玄さんじゃないですか!」
の所はね、もう来るぞ来るぞと待ち構えていて、寧ろ興奮が上回っていたんですよ。
私は、このオーダー表を見ただけで涙腺が決壊しました!!
先鋒 松実 玄
次鋒 松実 宥
中堅 新子 憧
副将 鷺森 灼
大将 高鴨 穏乃
そこに阿知賀女子メンバーが息衝いている……
もう、私はそれだけで泣けてしまう生命体なのです……
病気? そんな生易しいものじゃないんですよもうこれはッ!!
まこさんが出したこのオーダー表のシーン以降はずっと泣きっぱなしです。
だって、余りにも美しすぎるじゃないですか……
『咲-Saki-』と『阿知賀編』とがクロスオーバーするこの瞬間が……
そこに至るまでに、各人に積み重ねられた思いの丈が…………
私の場合は、特に10数年母親の想いを受け継いだ麻雀を打って来て、3年近い間部室を掃除して皆を待ち続けた玄さんが、待ち続けた結果楽しい日々が始まった玄さんが、そして最後の最後で母の遺してくれた宝とも言えるドラとも一旦お別れすることによって絶対王者に一矢報い、結果的に準決勝進出を果たして和を待つ立場になった玄さんに涙を流すのですけど。
悲しみに泣いた日の果てに、孤独に過ごした日々の果てに、デジカメを誕生日プレゼントに貰ってそのデジカメで写真をとった皆とのかけがえのない楽しく美しい日々が始まってっ……ああっっ……書いてるだけでまた泣けてきます……
文章は原作通り。
しかし、この圧倒的清楚さ神聖さを持つシーンの動画が観られたというのは、魂魄百万回生まれ変わっても忘れえず感謝の堪えないことです。
こんなに美し過ぎる絆と運命で描かれる、優美高妙なる物語があるでしょうか……
決勝戦を観るまでには絶対に死ぬ訳にはいきません。
それよりも、シノハユ0話と言えば私にとっては阿知賀編終了から4ヶ月半ぶりに、五十嵐あぐり先生の描いた阿知賀女子が、準決勝を終えた夜の描写が見られ、「至上最も尊い『ピ』」の見られる神話なのですが……
そのシーンは丸々カットっぽいのが非常に残念ではありました。
が
!!!!!!!!!!!!!
多分、普通の人には何ら感情の変化も催さないであろう、この一瞬の背景カットで、世界一涙を流しながら心臓が飛び出るほど高鳴らせていた人間なのではないかと思います。
帝国ホテル=阿知賀女子学院!
これ即ち、天界の方程式!!
阿知賀女子の新カットおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!
灼ちゃんが、松実玄さんが、松実姉妹が、皆が、全員がしゃべっているよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!11111
ふあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!111111111
このシーンが流れた時の私の感情と悦びようを言語化するのは、無理です。
もしかしたら出るのではないか、とかなりの期待を寄せてはいましたけれども。
実際に出されると、嬉しさのあまり死にそうになるという稀有な体験をするのみでした。
シノハユ0話から一夜明けて。
現在描写されている最新の阿知賀女子の模様。
本当に、本当にありがとうございました……
灼ちゃんがどこに行っていたのか、とか、穏乃が切ってるのが一九字牌ばかりなのは宥姉だけでなくハルちゃんの能力が関係しているのか、松実玄さんにドラは帰って来ているのかなど疑問や考察のタネも多数ありますけれど、ただただこの尊すぎるシーンを拝むばかりでした。
アニメスタッフの皆様、並びに何かしらでわずかでも作品に携わった皆々様、楽しい14週間を本当にありがとうございました。
来季も、心から楽しみにしております。
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