東京は先週の雪よりも凄まじい、120年に一度の大雪。
動かず、電気も消えてしまった電車の中で夜を明かす方々も。
私も普段なら1時間で帰れる道程が3時間要し、睡眠もここ4日で10時間位だったこともあって疲労こねこねコンパイル。
しかし、全国的な雪、これはある人種にとってはチャンスでもあります。
そう、吉野山の雪景色を直に味わいたいなどと思っている人間にとっては!
私は吉野の冬は雪がよく降るものだと勝手に思い込んでいたのですけど、意外と「年に3回くらい」なのだとか。
つまり、白い山並みはかなりレア度の高い景色なんですね!
それならば少ないチャンスを確実にものにせねば! と思いました。
ただ、先週の雪の際には普通に仕事。
悔しさを噛み殺していましたが……
今回は
・仕事が中止
・吉野山も先週に勝る大雪
・連日睡眠不足かつ過労気味なので癒されに行きたい
・折しも、松実玄さんの誕生日一ヶ月前
・吉野山も先週に勝る大雪
・連日睡眠不足かつ過労気味なので癒されに行きたい
・折しも、松実玄さんの誕生日一ヶ月前
という諸条件の重なり。
これは最早、神のお導き……!
寝てない体ですが、心置き無く行く為に更に徹夜で仕事をし、始発で吉野へ!
しかし、早速始発から山手線が完全ストップといった逆境。
しかし、早速始発から山手線が完全ストップといった逆境。
でも、諦める訳がない……!
地下鉄を乗り継いで、無事に新幹線まで辿り着きました。
新幹線も静岡の中頃まで徐行運転でしたが、それ以降は平常運転。
雪に塗れた東京国際フォーラムや、帝国ホテルから始まる旅路を満喫しました(^-^)
それにしても、多摩川沿いですら「どこの雪国です……?」といった有様(笑)
京都駅でいつも撮る、奈良が誇る二大アイドル。
吉野に近付くにつれ、雪景色が濃くなって行き、テンションも高まってきます。
こちらは、阿知賀編3巻表紙や、番外編での背景カットポイントのある福神駅。

もう、完全に雪の世界です。
う~、これですよ!
これを見に来たんですよ!!(^-^)
そして、吉野メモリアルライナーCDでも言われる「むだ~、むだ~」のアナウンスでお馴染みの、六田駅。
「奈良一のパティスリー」と名高い、ラ・ペッシュさんに寄り道する事に。
何を隠そう、来月15~16日に吉野にて行われる松実玄さん聖誕祭で、スペシャルなケーキを拵えて下さる予定なのもこちらのお店!
そうとあっては、ささやかながらでも貢献しに行かない訳にはいきませんよね。
食べログに異様に実践的なアドバイスがあったので、郷に従いましたが、正しいと思いました。
是非、六田駅を出たらすぐに対岸へ!
狛犬も雪を被って可愛くなっています(笑)
む、「玄」米!
そんな楽しさは実は極わずかで、500m程の道を15分かけて雪路と格闘しながら、念願のラ・ペッシュへ。
こちらの一番の人気メニューはモンブランとのことでしたので、とりあえずそれを。
そして、それ以外にも無数に美味しそうな物があって迷いましたが、
見た目が犯罪的だったベリーチーズタルトを。
このモンブラン、若干クトゥルフの邪神的な造形を連想するのはさておき、今まで食べたモンブランにはない非常に濃厚な栗の風味。
そして、下部はサクサクのメレンゲになっており、「時間が経つと萎んでちいさくなってしまう(それでも美味しいけれど)」ということで、店内で食べる客に対しては、出来たてのものと珈琲orお茶を出してくれるという素敵な拘り。
そして、下部はサクサクのメレンゲになっており、「時間が経つと萎んでちいさくなってしまう(それでも美味しいけれど)」ということで、店内で食べる客に対しては、出来たてのものと珈琲orお茶を出してくれるという素敵な拘り。
中身のとろける生クリームも合わさってのシンフォニーは、奈良どころか近畿全体でもトップなのではないかと思わずにはいられない美味しさでした。
勿論、ブルーベリーにラズベリー、ストロベリーと惜しみなく盛り付けられたタルトも至極美味。
「こんな日に折角来てくれたので」
と、B品のマカロンを頂いてしまいました。
女性店員さん、明るく優しい接客ですばらでしたよ。
吉野クオリティを感じました。
ここのお店はもっと掘り下げたいです!
吉野に来たらまた来ましょう。
うん。
そして、感謝の意としてお土産を漁っていたら、
「クロタンココ」
という、私に買って貰う事だけを想定されたような品があったので、当然お買い上げ。
他にも、バレンタインだったこともあり、チョコレート詰め合わせなどを見繕って、吉野山の方々へのお土産として、改めて吉野駅へ。
この白い線路の果てに、約束の地がある……!
to be continued...