本題に入る前に。
本日、児童ポルノ禁止法改正案が衆議院で出されました。
単純所持を禁止する条文を盛り込んだ本案は、近い将来には漫画・アニメ・ゲームなどのコンテンツを単純所持する事もグレーゾーンになる可能性があります。
「嫌だから規制する」なのか──児童ポルノ禁止法改定案、その背後にあるもの
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1305/29/news099.html単純所持規制のみならず、自主規制による表現そのものの衰退が懸念されています。
既にドラゴンボールの新しい版では、一部の描写が削除されているとか。
しかし、それによって犯罪が助長されるような代物かと言えば、明らかに否な筈です。
先日の荒木飛呂彦先生の映画本や、ヱヴァンゲリヲンのすべてで東浩紀さんが語っていたように、或いは金魚屋古書店のデビルマンのお話のように、物語表現というものはそれが時に酷く辛く悲しい物であるが故に、逆説的に世界の誰かを救う力と役割を担っているのです。
勿論、露悪趣味な作品や低俗なものがあることは否定しえません。
親の立場で考えれば、子供に絶対に見せたくない作品もあります。
しかし、だからと言って健全の名の下にあらゆる作品から毒や刺を抜いてしまう事は、逆に生きていく上でいつかは接する世界の暗部への認識や想像力を奪ってしまう事になります。
そもそも、どんな作品に触れようと何をするかは教育や躾次第であり、それを乱暴にマンガやアニメのせいとするのは一部の大人の怠慢でしょう。
世界で類がない程にコンテンツが豊かなこの日本は、犯罪率の低さもトップクラスなのですから。
安易な改正や恣意的な法解釈・運用によって、人々から豊かな世界が奪われることにならないよう、強く願っています。
そして、私達一市民に出来ることは、まず問題の骨子をよく知ること。
それから、可能な範囲で声を上げること。
児ポ法改正案を唱えている議員さんに直接言っても意見を変えるのは難しいので、地元の衆議院議員さんにメールや手紙で陳情するのが効果的だそうです。
その際には、当然の事ですが礼儀は尽くしましょう。
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今月は、何と言っても『イレブンソウル』最終巻。
こんなに面白い漫画は近年稀に見ます。
終わってしまったのが惜しいです。
『進撃の巨人』よりも、私は『イレブンソウル』を推したいです!
『キュビズム・ラブ』、『すみっこの空さん』、『昭和元禄落語心中』や、『アオイホノオ』、『ちはやふる』といった定番作品も楽しみです。
こんなに面白い漫画は近年稀に見ます。
終わってしまったのが惜しいです。
『進撃の巨人』よりも、私は『イレブンソウル』を推したいです!
『キュビズム・ラブ』、『すみっこの空さん』、『昭和元禄落語心中』や、『アオイホノオ』、『ちはやふる』といった定番作品も楽しみです。
『神様のバレー』は、最近熱いバレー漫画の一角として注目です。
試し読みも出来るようになってますね。
http://shukanmanga.jp/sample/
監督目線で観るスポーツ漫画、『GIANT KILLING』好きな方などにお薦めです。