アニメ阿知賀編も遂に最終回が放映してしまった昨今、如何お過ごしでしょうか。
今まで全話を誇張ではなく死ぬほど楽しみに生きて来た私ですが、突然の4日間にも及ぶ泊まり仕事の為に、最終話だけリアル視聴できないという自体に陥り、死に瀕しておりました。
オマケにビッグガンガンも買えない、そして先日の清澄高校の楽園よりも咲サークルが多かったというGLFesにも行けない……
自分の存在意義を孤独な宇宙の片隅で問い掛ける日々でしたが……
そんな中にあって、非常にテンションの上がる事柄も幾つか!
1つには、松実玄さんを通じて懇意にさせて頂いているSAさんが運営する「旅の小箱」(http://www2.ocn.ne.jp/~white/)にて、先月の吉野でのイベントレポートが公開された事。
SAさんの松実玄さんを中心としたコラムはお世辞抜きで全阿知賀編ファン必読と言っていい、非常に愛に溢れ且つ綿密な考察でお薦めなのですが、今回のレポートも本当にすばらでした。
阿知賀編が好きな方は是非。
2つ目は、阿知賀編のアニメーター橋口隼人さんによる、阿知賀編アニメ放映カウントダウンイラスト!(http://togetter.com/li/478973)
以前にも、松実露子さんが松実姉妹を抱くすばらな絵をお描きになっていた橋口さん。
最終回に向けてここ1ヶ月近く、毎日Twitterで咲イラストをお描きになっておられ、とても楽しみにしていました。
そして、遂に2日前には松実姉妹が登場!
更に放映直後には阿知賀5人の集合絵が!!
韓国の咲ファンにも絶賛されていたこの絵を見て、私も大変元気付けられました。
そして、3つ目。
今回の記事で最も語りたいのがこちらです。
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夏発売予定の、PSP用ソフト「咲-Saki-阿知賀編 episode of Side A ポータブル」。
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その記事が、今月号の電撃G'sマガジンに掲載されておりました!
ちなみに、来月号は明後日30日に発売だそうですので、入手したい方はお急ぎあれっ(SAさん情報有り難うございます)。
カットインはStudio五組さん描き下ろしだそうで、そのカットイン姿が主人公穏乃と並んで大きく取り上げられている松実玄さん。
本当に松実玄さんファンは優遇されていると感じます。
龍を背景に従えた、ドラゴンロードらしい威風堂々たる、それでいて凛とした美しさも同居するすばらなカットイン画像。
それだけでも大いに気分が昂揚しようというものですが……
そこに書かれていた内容が、本当にすばらでした。
曰く、
ドラが集まる能力を持ち、素の実力も高い。
ドラが集まる能力を持ち、素の実力も高い。
ドラが集まる能力を持ち、素の実力も高い。
ドラが集まる能力を持ち、素の実力も高い。
ドラが集まる能力を持ち、素の実力も高い。
ドラが集まる能力を持ち、素の実力も高い。今まで全話を誇張ではなく死ぬほど楽しみに生きて来た私ですが、突然の4日間にも及ぶ泊まり仕事の為に、最終話だけリアル視聴できないという自体に陥り、死に瀕しておりました。
オマケにビッグガンガンも買えない、そして先日の清澄高校の楽園よりも咲サークルが多かったというGLFesにも行けない……
自分の存在意義を孤独な宇宙の片隅で問い掛ける日々でしたが……
そんな中にあって、非常にテンションの上がる事柄も幾つか!
1つには、松実玄さんを通じて懇意にさせて頂いているSAさんが運営する「旅の小箱」(http://www2.ocn.ne.jp/~white/)にて、先月の吉野でのイベントレポートが公開された事。
SAさんの松実玄さんを中心としたコラムはお世辞抜きで全阿知賀編ファン必読と言っていい、非常に愛に溢れ且つ綿密な考察でお薦めなのですが、今回のレポートも本当にすばらでした。
阿知賀編が好きな方は是非。
2つ目は、阿知賀編のアニメーター橋口隼人さんによる、阿知賀編アニメ放映カウントダウンイラスト!(http://togetter.com/li/478973)
以前にも、松実露子さんが松実姉妹を抱くすばらな絵をお描きになっていた橋口さん。
最終回に向けてここ1ヶ月近く、毎日Twitterで咲イラストをお描きになっておられ、とても楽しみにしていました。
そして、遂に2日前には松実姉妹が登場!
更に放映直後には阿知賀5人の集合絵が!!
韓国の咲ファンにも絶賛されていたこの絵を見て、私も大変元気付けられました。
そして、3つ目。
今回の記事で最も語りたいのがこちらです。

夏発売予定の、PSP用ソフト「咲-Saki-阿知賀編 episode of Side A ポータブル」。

その記事が、今月号の電撃G'sマガジンに掲載されておりました!
ちなみに、来月号は明後日30日に発売だそうですので、入手したい方はお急ぎあれっ(SAさん情報有り難うございます)。
カットインはStudio五組さん描き下ろしだそうで、そのカットイン姿が主人公穏乃と並んで大きく取り上げられている松実玄さん。
本当に松実玄さんファンは優遇されていると感じます。
龍を背景に従えた、ドラゴンロードらしい威風堂々たる、それでいて凛とした美しさも同居するすばらなカットイン画像。
それだけでも大いに気分が昂揚しようというものですが……
そこに書かれていた内容が、本当にすばらでした。
曰く、
ドラが集まる能力を持ち、素の実力も高い。
ドラが集まる能力を持ち、素の実力も高い。
ドラが集まる能力を持ち、素の実力も高い。
ドラが集まる能力を持ち、素の実力も高い。
ドラが集まる能力を持ち、素の実力も高い。
ドラが集まる能力を持ち、素の実力も高い。
大事な事なので、7回書きました。
さて、以下でその「素の雀力も高い」という事への私見を述べていきますが……
まず一つ。
松実玄VS加治木ゆみの7ソー待ちについて(麻雀アニメ&ゲームあれこれさん)
この記事で明らかにされているように、アニメスタッフの方は麻雀を、そして松実玄さんの打ち方についてあまり深く理解されていないフシがあります。
故に、今回の考察対象は小林立先生が自ら牌譜を作っておられるだろう漫画版の描写のみとし、アニメ版は除外しました。
アニメ版阿知賀編は勿論基本的にとてもすばらで、秀逸な描写やオリジナル部分も沢山あるのですが、一方で一部非常に受け入れ難い所もあります。
その最たる部分がこれ。

原作にはない、さも松実玄さんの頭が弱いかのように見せる描写。
こういった描かれ方によって招いた誤解も大きく、世間では松実玄さんが弱いという風潮がありました。
まず、それは有り得ません。
確かにドラが集まることで和了できる役は限られ、手牌も窮屈にはなります。
しかし、作中や世間の一部で言われてるほど手牌がガラスになる訳でもありませんし、最終的な待ちは読めっこありません。
それ以上に、卓上のドラを全支配する事で相手の打点を下げつつ、自らの打点を高める攻防一体のこの能力は非常に強力です。
その辺りの詳しい考察も、麻雀アニメ&ゲームあれこれさんで行われています(参考:玄の能力は超絶チート、伊達に阿知賀の先鋒じゃない)。
では、能力を除けば松実玄さんは弱いのか?
少なくとも私はそんな事は全く感じません。
一見松実玄さんは放銃シーンが多いように見えます。
しかし、多くは1000点や1300点などの微小な点数。
麻雀において振り込まないことは勿論大事ですが、それを上回る最大目標は多く点棒を持つことです。
よって、自分の手の高さと相手の和了の危険度を天秤にかけ、攻めるべき所は攻めるのも肝要。
そして、松実玄さんは自分の和了点数が常に高く且つ相手の点数は低いので、期待値的にいえば守りを捨てて攻めるスタイルは正着です。
その為に、ある程度人より振り込む事が多くなっているとしても、それは松実玄さんの下手さを示すものではありません。
1000や1300を恐れて、12000や16000の手を放棄する事は有り得ません。
とはいえ、時には大きな放銃もします。
しかし、それもよくよく見れば仕方ないと思えるレベルのものばかり。
2回戦での11600放銃は、7巡目のダマ三色に端牌整理が引っ掛かってしまった事故のようなもの。
宮永照さんへの10200点は、カンドラによって極端に手牌が制限された厳しい状況。
自分の制約的にまず捨て牌候補からドラを除外するのはやむを得ません。
その中でタンヤオも消せ、8ピン2枚所持でやや安全性も高く見える9ピンを捨てるのは無理からぬこと。
結果的に一気通貫直撃? 知らんし(蛇足ですが、このシーンでは照さんは一気通貫の付く9ピンをリーチを掛けて和了することでしか条件を達成できないので、一見そうは見えませんが相当無理をさせ苦しめているといえます)。

ちなみに、三尋木プロからは「憧ちゃんが一番うまい」と評されています。
が、これはそのまま受け取れはしない言葉です。
何故なら、全てのドラが集まる松実玄さん、あったかい牌が集まる宥さんは通常とは全く違う打ち方になるからです。
ドラが集まるという能力自体は解りやすく単純ですが、実はその先にあるその特性を生かした打ち方というのは、実際にやってみれば解りますが未知の新次元。
手元に赤牌がある場合・ない場合、表ドラと併せた壁を考え、相手の捨て牌から考えられる手格好と組み合わせた読み、そしてドラを捨てない為の手順など、実にソリッドな思考が要求されます。
故に、通常の牌効率を極めた人間から見れば、それは酷く不恰好で下手くそにも見えてしまうでしょう。
逆に、素の実力が低ければ、自らの特性を生かした打ち方もできません。
宮永照さん相手に跳満を和了した局では、自分にドラが来る事による未来予知を駆使した打牌が最も美しく輝いていた時でもありました。
赤土さんの指導や修行の旅で、その打ち方も磨かれて来たと考えるのが当然です。
むしろ松実玄さんはしっかりと状況を見定めている描写もあり、照の打点制限や怜の不自然な和了について、涙目になりながらもちゃんと分析しています。
では、何故松実玄さんは弱いといわれるのか。
すばら先輩と怜のコンビについて気付けなかったからおバカ、という風潮もありますが
咲 阿知賀編その3~怜は一体何を「改変完了」したのか?~
という旅の小箱SAさんのコラムを読んで頂ければ瞭然、打ち手と観客と読者ではそれぞれ見えている物が違うので、卓に付いている松実玄さん視点からでは気付けなかったのも無理からぬこと。
松実玄さんは弱いとは決して言えませんが、偏にそれ以上に相手が強かったのです。
何せ、全国1位校のエースかつ個人戦優勝者と、全国2位校のエース。

しかも船Qの分析からすれば、3年生である宮永照さんと園城寺怜さんはその最高状態にある時。
準決勝先鋒戦は見えている限りの局では殆ど6巡以内に決しています。
ただでさえ、松実玄さんの能力的に苦手な相手が、早和了するタイプ。
しかも、特に園城寺怜さんは松実玄さんの天敵といっていいチート能力者です。
園城寺怜の能力はどれくらい強いのか?(麻雀アニメ&ゲームあれこれさん)
準々決勝では60100点まで削られてしまった松実玄さんですが、それは偏に強力な能力を持つが故に、警戒され狙い打たれてしまったもの。
最強のチャンプと最悪の天敵。
その最高状態。
……無理ゲーですよ、こんなの!!
逆に問いたいですが、この卓にいて他に誰だったら勝てるのか。
プロを除けば最高状態の衣や神代小蒔さん、咲さんに穏乃位ではないでしょうか?
この面子ですらも、勝てるかどうか定かではありません。
淡さんの支配も照さんには破られるようですし。
個人戦で破られた荒川憩さんや辻垣内さんと園城寺怜さんが対局したらどちらが強いのかは気になる所です。
という訳で、宮永照さんと園城寺怜さんが強すぎる上に相性も悪すぎるだけで、松実玄さんはとても強いのだと、そして能力に頼らずとも高い雀力をおもちなのだと、宇宙の理が乱されても私は主張し続けます。