「玄の誕生日」映像化、そして小林立先生のHPも更新されて、昂ぶりが止まない今日此の頃。
「今後描くものについては答えない」という一事だけでも、妄想と希望が無限に膨らみます。
全て触れているとそれだけで記事になるのでここでは省きますが、一つだけ。
野依プロのプロ麻雀カードについて、野依プロ風にいいます。
「欲しい!」
といったところで、シノハユ最新15話の雑感を述べていこうかと。
今回の掲載順、ここまで遅いのは珍しいですね。
と共に目次が4桁に達している鈍器ぶりが改めてすごいな、と(笑)
以下は完全ネタバレですので、ご注意を!
さあ、未来の朝酌女子たち(予定)が一堂に会しての初対局!
高まる4ショットですね!
高まる4ショットですね!
さすがの玲奈ちゃんも、はやりんよりは閑無ちゃん応援、と。
この子は将来楽しみです。
玲奈ちゃんの後ろにいる子が桐田凛ちゃんを思わせますね。
それにしても悠慧ちゃんのガチっぷりときたら……(笑)
個人的にはとても共感します、ええ。
麻雀狂い……!(笑)
そこはかとなくお待ちしています(ガンガンJOKERで好評連載中の『賭ケグルイ』レビュー記事)。
それにしても、玲奈ちゃんは何を摂取して生きていたらそういうボキャブラリーになるんでしょうかね(笑)
同じアングルで1カット挟んで表情が変化するこのシーン、好きです。
五十嵐あぐり先生の魅力が表れていて、正に「目は口ほどに物を言う」。
言葉でなく表情で語る、いい演出だと思います。
朝酌女子は全員が異なる特色を持っている感じで良いですね。
そして、いよいよ開戦!
久しぶりに麻雀漫画としての面白さに溢れた、熱い闘牌をボリュームのあるページ数で見られて満足です。
さて、ここで算数のお時間。
各局の描写は簡易的で最低限の和了&点数申告があるのみですが、しっかり把握しようと思えばどんな推移をしたのか読み取れ、そこから色々と想像できるのが咲-Saki-の魅力です。
計算すると閑無の3900は慕が、閑無の2600とはやりんの6100は杏果の振込で、はやりんの和了時にどこかで慕がリーチを掛けているとするとピッタリ合います。
それらを総合して想像する、全局の推移が以下。
閑無 28000 -2000
はやり 32000 +2000
杏果 30000
慕 30000
東二局
閑無 31900 +3900
はやり 32000
杏果 30000
慕 26100 -3900
西単騎の渋い和了。
P642の指は慕ちゃん!
東三局
閑無 30600 -1300
はやり 38200 +6200
杏果 27400 - 2600
慕 23800 -2300
逆算すると、ここで慕はリーチを掛けているものの間に合わなかった模様。
前局から攻めているものの追い付けていない慕の姿が浮き彫りになりまふ。
東四局
閑無 33200 +2600
はやり 38200
杏果24800 -2600
慕 23800
南一局
閑無 31700 -1500
はやり 36700 -1500
杏果 27300 +1500
慕 25300 +1500
単なる流局だと取ることもできますが、遅く重い手の二人に対して閑無ちゃんとはやりんがきっちりと下りきった局、と見ることもできるでしょう。
はやりんは、結局ここまでで放銃シーンが一回もありません。
失点は全てノーテン罰符かツモられた時によるもの。
流石、プロ麻雀せんべいカードにてディフェンスに定評のあるはやりん(大意)と書かれているだけあります。
子供の頃から堅守ぶりが際立っています。
南二局 1本場
閑無 31700
はやり 42800 +6100
杏果 21200 -6100
慕 25300
このリーチ棒が慕のものかな、と最初思ったのですが、計算するとこれは普通にはやりんのメンタンピンのようです。
これまでの描写からイーペーコーが絡む能力持ちかと想像したこともありますが、東一局といい、ひたすらにタンピン系で和了している印象ですね。
南二局 2本場
閑無 28500 -3200
はやり 36600 -6200
杏果 32800 +12600
慕 22100 -3200
杏果ちゃん、3900を三回刻むより12000を和了する方が好きな私は大好きなタイプです。元から好きですけど!
南三局
閑無 32500 +4000
はやり 35600 -1000
慕 21100 -1000
杏果 30800 -2000
閑無ちゃん、執念のツモ。
三回副露してからツモっている……これは亦野さん!?
というのはさておき、鳥さんが二羽いる混一色というのが次の局への伏線っぽいですね。
そして迎えたオーラス。
全員に優勝のチャンスがある中、一人沈みが大きい慕。
でも、まだだよ。
慕ちゃんはあきらめない。
それはみんなが知ってるはずだよ!
普段の手役重視の遅く重い打ち方を、ラス親ということで変更。
トップスピードで軽い和了を目指して行きます。
同じく、普段はあまりしないであろう鳴きを多用して速く終わらせようとするはやりんに対するには、それがきっと正解だったのでしょう。
はやりんから笑顔が消えて驚きの表情になっています。
咲-Saki-において、自分を捨ててスタイル変更する行為というのは割とプラスに働いています。
安河内さん然り、松実玄さん然り。
いわゆる「人は予想を超えてくる」の体現。
そういう意味で、速度重視を意識して一度は敗北した優希と、ドラゴン復活以上の何かを期待してしまう松実玄さんの戦いが楽しみだという余談を挟みつつ。
そしてね、もうね、オーラス2本場でのシーンの慕ちゃんが最高すぎて。
今――
押し引きの引きはない――――!!
また咲-Saki-に熱い名言が一つ生まれちまったな……(CV:緑川光)
ここで来るんか、嶺上開花……!
咲の象徴である、その役を、思い出の牌であるキー牌、鳥さんをツモっての大逆転優勝!!
もとより天使である慕ちゃんが、羽を得て本物の天使になったかのような本当に美しい見開きの2ページは必見です。
試合後に、閑無ちゃんに「どうしても勝ちたかったから…どうしても………」と語るシーンに涙。
そして、突然の質リチャ!
テンション上がりすぎなリチャードソンに隣の人も引き気味だぞ!!
だがそれがいい。
未来のトッププロを下した慕がこれから目指す道を、きっとリチャードソンは全力で応援することでしょう。
そんなリチャ慕の姿も見てみたいですが、慕が成長するにつれて犯罪臭が増して行くような、気もして。
一方、彼女たちの熱い闘牌を見て触発された悠慧ちゃんは、モチベーションを新たにここから真剣に麻雀に取り組み始めることに。
朝酌女子の名前がここで出て来るんですね。
高まります。
悠慧ちゃんは慕の事情など知る由もありません。
しかし、内情はどうあれその真摯に取り組む姿にインスパイアされ、あそこに座ってみたいという純粋な憧れを持つようになる。
一人の少女が新たに未来を見据えて世界と対峙するようになる。
そんなジュブナイルの美しいことといったら。
そして、そんな彼女たちが一丸となって全国の舞台に立つようになるのだと考えたら……
『シノハユ』、やはり良いですね。
なんでも、今後は中学生編がこれから長期にわたって続くようで……!?
朝酌女子、こんなに掘り下げられたら、否でも応でも応援したくなっちゃうじゃないですか……
阿知賀と相見えるというのに……
阿知賀と相見えるというのに……
咲-Saki-シリーズ、罪深い……。
ありがたい……。
ちなみに、先日吉野に来て下さっただーはらさんは、通常運転。
呼吸するように島根に行くだーはらさんを応援しています。
森脇さんという名字も実際に多いようですね。
立先生も流石です。
ありがたい……。
ちなみに、先日吉野に来て下さっただーはらさんは、通常運転。
【咲-saki-舞台探訪】シノハユ15話「悠彗③」 の舞台へ行って来たよー。地図リンク→ https://t.co/fgNs8bQPLx #saki #butaitanbou pic.twitter.com/C1vrXVvOLD
— ステルスだーはら (@d_hara_standard) November 25, 2014
探訪中に森脇自動車・森脇医院・民宿森脇(なんと七類港)などなど見掛けました。やっぱりこの地域に多い名字なんでしょうね。
— ステルスだーはら (@d_hara_standard) November 25, 2014
呼吸するように島根に行くだーはらさんを応援しています。
森脇さんという名字も実際に多いようですね。
立先生も流石です。