前回記事:小林立×五十嵐あぐり 咲-Saki- 新連載
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もう、楽しみで楽しみで楽しみで楽しみで仕方なかった新連載。
『咲-Saki-阿知賀編 episode of side A』の小林立先生&五十嵐あぐり先生が送る、咲の新たなるスピンオフエピソード『シノハユ the dawn of age』!!
この日が来るのを、2ヶ月前から指折り数えておりました。
そして、新たなる旧約の神話が遂に始まりました。
結局、当日になるまでアニメイトととらのあなの特典画像が明らかにならないという焦らしもありましたが……
とりあえずゲーマーズを中心として10冊ほど買って来るつもりです(画像は追記予定)。
![photo:01]()
(画像追加)という訳で、買いました。キャリーケース一杯のビッグガンガン。
雨も丁度良く止み、ビッグガンガンテイクアウト日和。
その前に、居ても立ってもいられず、深夜0時に買いに行ってしまいました。
阿知賀編連載時のガンガンを買いに行く時の気持ちを再び取り戻しつつ。
初回という事で、80ページ程の大ボリュームを堪能できて最高に幸せです。
以下は完全なるネタバレ感想になりますので、未読の方はゆめゆめご注意下さいませ。
まず、表紙もさることながら裏面もあちぽたの広告!
咲に始まり咲に終わる今回のビッグガンガン。
そして、その表紙を開くと大きく白築慕さん。
キービジュアルのポスターです。
もうこれだけで10冊買う価値があるのは自明ですね。
ラフなセピアの枠線が心地良い感じのカラーページから『シノハユ』スタート。
あれ、ここで持っているのはイーソーではなく白なんですね。
そして、ゲーマーズ特典の多賀神社の風景カラーが見開きで。
Googleで画像検索すると、全く同じ風景が出て来ます。
地元の人ならすぐ分かりそうではありますが、特定と実際に探訪するスピードが速過ぎて笑いました。
しかし、このポスターは1枚買って終わりとなるべきものではないですね。
松実玄さんに似ていると私の中で評判の白築さんですが、おもち的には若干控えめ。
島根にははやりんがいますので、バランスを取った形でしょうか。
カラーの告知ページでは、BGコミックスフェアでシノハユの栞が貰えるとの情報も。
全力ですね。
そして、モノクロページ開始。
![photo:02]()
島根の物語かと思いきや……
始まりはまさかの横浜!
ランドマークタワーが聳え立っております。
これには、「横浜市民大勝利!」と舞台探訪クラスタにも衝撃が走っておりました。
未確認ですが、きっと朝6時頃に横浜に飛んだ人もいたことでしょうねえ(笑)
![photo:01]()

もう、楽しみで楽しみで楽しみで楽しみで仕方なかった新連載。
『咲-Saki-阿知賀編 episode of side A』の小林立先生&五十嵐あぐり先生が送る、咲の新たなるスピンオフエピソード『シノハユ the dawn of age』!!
この日が来るのを、2ヶ月前から指折り数えておりました。
そして、新たなる旧約の神話が遂に始まりました。
結局、当日になるまでアニメイトととらのあなの特典画像が明らかにならないという焦らしもありましたが……
とりあえずゲーマーズを中心として10冊ほど買って来るつもりです(画像は追記予定)。

(画像追加)という訳で、買いました。キャリーケース一杯のビッグガンガン。
雨も丁度良く止み、ビッグガンガンテイクアウト日和。
その前に、居ても立ってもいられず、深夜0時に買いに行ってしまいました。
阿知賀編連載時のガンガンを買いに行く時の気持ちを再び取り戻しつつ。
初回という事で、80ページ程の大ボリュームを堪能できて最高に幸せです。
以下は完全なるネタバレ感想になりますので、未読の方はゆめゆめご注意下さいませ。
まず、表紙もさることながら裏面もあちぽたの広告!
咲に始まり咲に終わる今回のビッグガンガン。
そして、その表紙を開くと大きく白築慕さん。
キービジュアルのポスターです。
もうこれだけで10冊買う価値があるのは自明ですね。
ラフなセピアの枠線が心地良い感じのカラーページから『シノハユ』スタート。
あれ、ここで持っているのはイーソーではなく白なんですね。
そして、ゲーマーズ特典の多賀神社の風景カラーが見開きで。
Googleで画像検索すると、全く同じ風景が出て来ます。
地元の人ならすぐ分かりそうではありますが、特定と実際に探訪するスピードが速過ぎて笑いました。
しかし、このポスターは1枚買って終わりとなるべきものではないですね。
松実玄さんに似ていると私の中で評判の白築さんですが、おもち的には若干控えめ。
島根にははやりんがいますので、バランスを取った形でしょうか。
カラーの告知ページでは、BGコミックスフェアでシノハユの栞が貰えるとの情報も。
全力ですね。
そして、モノクロページ開始。

島根の物語かと思いきや……
始まりはまさかの横浜!
ランドマークタワーが聳え立っております。
これには、「横浜市民大勝利!」と舞台探訪クラスタにも衝撃が走っておりました。
未確認ですが、きっと朝6時頃に横浜に飛んだ人もいたことでしょうねえ(笑)

初ゼリフにして、いきなり凄い突っ込みどころが。
誰もが思ったと思うのですが、イーソーでロンして123の三色にも関わらずタンヤオ……?
小林立先生にしてはイージー過ぎるミスですし、何か意図があるのかと深読みしてしまいました。
タンヤオのルールもよく解っていない初心者なのかな? とか。
ですが、そういう訳でもなさそうで……
単行本で直されるなら、タンヤオを削って7700にすれば問題はないのですけど。
やはり、麻雀に明るい人の監修は必要ではないかと思ったり。
まあ、そんな些細なことは置いておいて、「SMILE」と書かれたTシャツからそこはかとなく滲み出る灼ちゃん感も置いておいて……
主人公の名前は白築慕(しらつきしの)!
2週間ほど前の記事、
シノハユが楽しみ過ぎるので、島根県松江市の苗字を考察し主人公の名前を予想してみました
で>単純に考えると、「シノハユ」がメインの二人を示しているのだとしたら、ハユがはやりん、シノが主人公ということで、「しの」や「しのぶ」とか案外単純な場合も?
と予想した部分が半分当たりました。
苗字の「白築」に関しては、調べてみた所、島根県雲南市に多く、次いで松江にも多いようです。
http://myoujijiten.web.fc2.com/shimane.htm
こちらのサイトで調べて松江市に多いものを抜粋しましたが、雲南市の方から来るとは。
確かに白築も載っております。
そこは考慮しておくべきでしたかー。はややっ。
そんな慕ちゃんは、どうやら麻雀大好き少女の模様。
友人達との麻雀を切り上げて、月に1度の楽しみだという家族麻雀の為に家に帰ります。
小学校の机上で卓を囲めるこの咲世界ってやっぱり素敵です。
帰りの買い物のワンシーン。
137円のトマトを悩んで買う辺りに、主婦的経済感覚が見て取れます。
そして、ここでのこの台詞!
今日は月に一度のとても楽しみな日なのです
松実玄さん感が溢れているのです!
そして、靴下もニーハイソックス。
キービジュアルは全て上半身だけで、下半身は解らなかったのですが、絶対領域ホルダー。
残念ながら、幼少時の髪型はショートとセミロングの中間ほどの長さですが……
俄然テンションが上がりました。
ここの「ふむ」とかもですね、大変良いですよね。
しかし、咲の時間軸からすると十数年前のお話の筈ですが、スマートフォンらしき端末があるのは……
テレビも壁掛けできる薄型のようですし。
この後出てくる叔父の家でも、薄いノートPCや薄型液晶テレビ、電動歯ブラシなどが。
若干、考証の甘さが序盤からちらつきますが、小4にして料理上手の慕ちゃんの前では偏に風の前の塵に同じ。
料理も上手で、目上の人には礼儀正しくて……
極めつけに将来的には黒髪ロングになる訳ですからね。
ビジュアル的に松実玄さんに似ている為に差異化が図られて特異なキャラになったらどうしようと思っていましたが、とてもオーソドックスな良い子で一安心しました。
「早くっ エレベーターより早くっ」と叔父を催促する慕ちゃん、プライスレス。
「三麻は別腹だよ――」も名言です。
そうして、母親と叔父と三人で麻雀をこの上なく楽しそうに打つ慕ちゃん。

……お母さまがはやりん化!?(たまたま たまたまだよ)
特に今の所、能力者っぽい描写はないですね。
しかし、ここで急展開。
まさかの、この翌日に母が謎の失踪。
「慕ぶ」の意味は、過ぎ去ったり遠く離れたりしたことや人をなつかしむ気持ちや賞賛・同情の気持ちをもって思い出す。追憶する。
「偲はゆ」対象は、お母さんの事でもあったんですね……。
枕を濡らす慕ちゃんに、涙腺決壊。
駄目なんですよ。
この「おかーさん」という呼び方も、「おねーちゃん」と呼ぶ松実玄さんと重なってしまうんですよ。
二人共に幼い頃に母親を欠いているのですね……。
慕ちゃんに至っては、父親も恐らく離婚していそうな雰囲気ですし。
それだけに、母親を支えるために料理を始めとする家事一般に習熟してしっかりした性格になったのだろうと推察されます。
何て健気な。
泣かせます。

そんな慕を、いなくなった母親を思い出させてしまう麻雀から遠ざけようとする叔父(他称リチャードソン)。
母との思い出である麻雀牌を、友人に預けてしまいます。
叔父の行動について是非はあると思いますが、姪の為を思っての彼なりの行動である事は間違いないですね。
ところで、若くして一軒家を構えて良い生活をしている彼はどんな仕事をしているのか、私気になります。
しかし、咲世界にしては珍しい程にY染色体が活躍していますねぇ。
ハギヨシ×京太郎から幾星霜、遂に二組目の男性カップリングが誕生しそうな快挙!(極地に於いては、大沼プロ×南蒲プロという異端のCWもあったそうですが)
五十嵐あぐり先生は、男キャラを久々に描いたせいで直前まで直しに苦戦されたとか。
『咲』を描く代償……恐るべしです。
「麻雀牌は売った」と云われ、悲嘆に暮れる慕ちゃん。
もっと叔父に反抗したり、家出したりしてもおかしくないレベルですが、根本的に良い子です。
そして、一牌だけ残されたイーソー。
叔父も、持って行く時に一枚だけ無いのは気付いたはず。
足りない事を指摘されても意に介していませんでしたからね。
一枚位は残してあげてもいいかという仏心だったのかもしれません。
キービジュアルで頻出したイーソーには、こんな意味があったのですね。
イーソーを大事に抱える慕ちゃんに私も涙。
無くなった麻雀牌の代わりに、紙で自作する慕ちゃん。
私もやった事がありますが、紙で136枚、しかも立体で作るのは非常に大変です。
それだけ麻雀が好きだということが伝わって来ます。
慕ちゃん、図工の成績はあまり良くないのかな?
でも可愛いですし健気なので全てOKです。
島根の小学校では余り友達もできていないながらも、麻雀をやっている子達を発見。

その一人が、キービジュアルで出ていて、表紙にも登場している石飛閑無(いしとびかんな)さん。
見た目通りのツンデレタイプのキャラでした。
尚、石飛という苗字は、出雲市に多い模様で、やはり上述のサイトに載っていました。
麻雀は好きとかではなく、競技として負けたくない気持ちでやってると語る閑無さん。
小5にしてかなり高いプライドをおもちです。
そんな閑無さんを去年負かしたのが、哀れ、落書きされたる瑞原はやりん(小4)。

第一話での台詞は「はや」のみでした(笑)
全国のはやりんファン的には、出番は少ないながらも小4はやりんという核兵器レベルの殺傷能力に斃死したことでしょう。
落書きした写真を部屋に貼り続けている閑無さんもどれだけですか(笑)
ただ、ここでも気になったのは、ここの慕は5年生になっている筈ですが、閑無に「学年も違う? 3年?」と尋ねられて「4年です」と答えている所。
はやりんも今年5年生になっている筈なので、同級生だとしたら皆5年生なのではないでしょうか。
あぐり先生の直しのスケジュールからしても、かなりカツカツで進行していた事が窺えますし、校正に然程時間と労力は割けていないのかもしれませんね。

細かいツッコミをすると、このシーンでもちくわぶが2コマ目で自立しているという。
私で良ければ無料で幾らでもお手伝いするのですけれどっ。
追記もこ
dreamscape(小林立先生HP)
立先生のHPが更新されておりました!
冒頭の和了についてや学年についてのミスについても触れられていました。
単行本では直されるそうです。
時代考証についてはもう諦めているそうで(笑)
何と吉野ケーブルカーの看板への言及も!
そういえば、あのケーブルカーは今は白塗りになってしまったようですね。
探訪クラスタの言葉を借りれば「聖地は生物(ナマモノ)」ですから、それも仕方ないこと。
細かい部分よりも、大筋で面白い物語を作る方に注力して頂いた方が読者としても嬉しいですしね。
しかし、立先生がミスする分には仕方ないのですが、編集さんは読んだ時にしっかりそれを指摘してあげて欲しいなとはやはり思います。
それよりも、哩姫が寮生活で同室という事に世界が震撼。
これはいけません。
白糸台も強豪校らしく寮生活とか。
咲同人界に超大なる燃料が投下されました。
誕生日や身長も詳細設定されているそうですが、是非とも全員分公開して欲しいですよねえ……。
とりあえず、今晩は生姜焼きとグラタンとおでんですかね。
叔父から出雲大社へのお参りに誘われていた慕ちゃん。
丁度、出雲は遷宮したばかりで今栄えているそうです。
聖地巡礼の際は、私も是非とも参拝したいと思っている所。
ただ、これから続々と聖地が出て来そうですので、どのタイミングで行くかは悩みどころですね。

かなりの距離がある道(松江市まで5kmの表示)のようですが、島根では探訪クラスタがここを実際にマラソンすると信じています。
小5の女の子が走り切ったのですからね。

慕ちゃんの根底にあるのは、楽しそうに自分が麻雀を打つ時の顔を好きだと言ってくれたおかーさんの言葉。
それを鳥と、お守りのようなイーソーを見て回想する様。
再び涙腺決壊しました。
そのイーソーを、高校生になるまでずっと持ち続けている訳でしょう……
身も蓋もない事を言えば、きっとおかーさんは見付かってないですよね。
その間の慕ちゃんの気持ちを考えると涙を堪えられません。
阿知賀編のように一話で高校生編になることもなく、じっくりと小学生編から描かれて行くシノハユ。
次回を、早く次回をください……!
慕ちゃんとはやりんの出逢いと闘牌、とても楽しみです。
逆に考えれば、コミックス1巻で纏まるようなお話ではなく、腰を据えてじっくりやって下さりそうという事で、今後も長く楽しませて頂けそうという希望が。
1話目から胸も目頭も熱くなるお話を、小林立先生・五十嵐あぐり先生、誠に有難うございます。
巻末の次号予告を見ると……
……来月号も全力を出すしかないではありませんか!!