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Channel: マンガソムリエ兎来栄寿のブログ 先刻の箚記(さっきのさっき)
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吉野町夏祭2013 第4局

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前回までのあらすじ
すばらな灯籠流しと5年ぶりの花火を堪能した後は、絶対に負けられない松実館での麻雀大会の幕が開ける――




決戦のバトルフィールドは、前回宿泊時に利用した部屋、生駒2の隣の生駒1。


photo:01

それぞれの最愛の人が見守る中、麻雀大会の火蓋は切って落とされました。



ルールは、東風戦4回戦。
アリアリ赤4枚、三連刻四連刻大車輪十三不塔などマイナーな役もアリ。
咲-Saki-ルール的にはリンシャンカイホーは役満扱いの事も多いですが、実際に和了した方がいたので普通の役扱いに(笑)

総合得点の高い順に順位を付け、豪華賞品を順位取り。
photo:07

そう、これは単なる余興ではなく、愛する者を懸けた死闘。



私自身はリアル牌を握るのもここ数年で3回目。
名古屋での「あンた背中が煤けてるじぇ!」及び川口での「清澄高校麻雀部の集い」以来です。

しかし、この戦い負ける訳には行きません。
松実玄さんを勝ち守る為に‼(゜ロ゜)全員ゴッ倒す!


集中していて麻雀中の写真が一枚もないというガチぶりなのですが……


麻雀とは往々にして意のままにならぬもの。
特に東風なら尚更。

この日は配牌も悪く、ツモも芳しくなく、先行する他家にひたすら防戦一方。
1,2回戦では一度もテンパイに至る事すら出来ない状況でした。
まるで淡と衣の両方と同時に対局している気分(~_~;)普通の麻雀させてーな

唯一、2回戦で4巡目にしてタンピンドラドラの1手変わりで三色も付くイーシャンテンが来ましたが、そこで整理した字牌がダマチートイドラドラに当たるという圧倒的不ヅキ……( ´ △ ` )そんなん考慮しとらんよぉ

3回戦でも、初のリーチが対面のカンによりドラがごっそり乗って倍満に膨れ上がった上家に見事に当たり牌を掴む形で摘まれて、もうどうしようもありませんでした\(^o^)/メゲるわ……

3回戦が終わった時点で、8人の中でダンラス。

焼き鳥なのに自信なんて持てないよ……(涙目

お嬢様切りは守っていたのですが、ダメなのか……私では松実玄さんを守れない?
…………でも、諦める訳がない!
咲-Saki-阿知賀編を愛する者は、決して最後まで諦めない‼


そうして臨んだ最終局は、1000点差の熾烈な2位争いをする二人の居る卓。
しかし、そこでいきなり親リーチドラ3という11600を和了し、ドラゴンロードの面目躍如。
やっと焼き鳥から抜け出せました。
その後もドラが吸い付くようにやって来てくれて、松実玄さんの加護を大いに感じつつ+57という大勝。

ほぼラス確かと思われていた全体の順位では、8位から6位にまで上がる事が出来ました。

何とも、2回戦から準決勝の先鋒戦をなぞるような展開でしたね。


ともあれ

photo:02

おつかれさまですっ


私は名前も「くろ」に(笑)

photo:03

そして、賞品順位取りタイム。
……ミヤツカサさん強過ぎぃ!
賞品を提供して下さったご本人が東風4回戦で+160の断トツトップ。
よくある事とはいえ(笑)

穏乃
宥姉
小走先輩
灼ちゃん
と、松実玄さんが残されての運命の5巡目。

しかし、5位のアマテラス星群のviewさんは「阿知賀だったら玄ちゃん」という極めて真っ当な、ライトセンスをおもちの方。


「5位で玄ちゃん残ってるなんて♪」と


その手を


松実玄さんの


物差しに


伸ば



(ここで私の意識は消失)















気付けば、私の手には「ギバード桜子」と書かれた物質が収まっていました。

最早、魂の脱け殻。

愛する者を守り切れなかった脆弱なる亡骸がそこに存在するのみでした。

私がこれまで積み重ねに積み重ねた松実玄さんへの想いは、世界によって否定された……

運命は私を選ばなかった……

深淵の闇に包まれた比類なき絶望に、涙すら出ませんでした。

世界が終る感覚。

声が枯れ、喉が焼き切れるまで慟哭を上げたい気分でした。




が、そこでミヤツカサさんがviewさんに、9枚目の和も併せてまさかのトレード申請。

photo:05

というか、のどっちが意外と不人気でびっくりします。

viewさんは渋々ながらそれを受諾。

そして、ミヤツカサさんにトレードを申請。

三角貿易的な形で私の下に松実玄さんがやって来る事に。


あ、


あ、


あ、



photo:06



有難うございますっっっ‼‼‼‼

我ながら器が小さいですが、しかしこれだけは譲れません。
松実玄さんの為なら、覇道も歩みましょう(但し松実玄さんが悲しまない程度に於いて)。
試合に負けて勝負に勝った、そんな感じでしょうか。

しかしながら、それでも松実玄さんを懸けた一世一代の大試合に敗北したという事実からは一生逃れる事は出来ません。
この重い十字架は背負ったまま、生きて行きます。



結局、午前3時頃に終戦。

戦士達は各々の部屋へと帰って行くのでした……


松実玄さんももっかんも、遅くまで付き合わせて申し訳なかったですね。
他所の部屋では高坂桐乃さんが就寝なさってたらしいですが。

photo:04

そういえば、雪町さんの彼女と松実玄さんは声が似てますね、などと。


普段なら4時頃に起きて吉野山を穏乃の如く走り回るのですが、今回は珍しく朝をゆっくり松実館で過ごしたのでした……

何だかんだで麻雀は本当に楽しく、何よりも松実館で打てたという事は本当に最高の体験になりました。
また9月1日のイベント前夜祭に咲-Saki-好きの皆で卓を囲えたら、それはとても素敵だなって。
松実館(さこやさん)の宿泊費もその時は特別に安くして下さるようですので、是非とも興味ある方は聖地でお会いしましょう(^-^)

さこや公式HP



To be continued...


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