
超人戦線 1巻
原作:青山広美、漫画:山根和俊
秋田書店チャンピオンREDコミックス
人間て最高に
エクスタシー!
『バード』『ギャンブルフィッシュ』のコンビが送る新作は、超能力を得た常人VSその道の達人によるデスゲーム!
ヤングマガジンにて『池袋スティングレイ』の連載も開始した、青山広美先生らしいテイスト満載の作品となっています。
主人公・友引凛治(ともびきりんじ)は、努力することができない怠惰な性格で、高校卒業後に進学も就職も失敗。
フリーターとして嫌な上司にこき使われ、ギャンブルにも負け、両親や妹、友人にも苛立ちしか覚えない鬱屈した日々を送っていた。
そんなある日、凛治は巷で「勝つと超能力を得られる」と噂になっていた「超人ゲーム」に突如参加することに。
謎の美女FEEに導かれてやって来たのは、絶海の孤島。
そこで、凛治は凄腕のスナイパー・バロン西条と一対一のデスゲームを命じられる――
このコンビといったら、ナイスバディの美女も欠かせませんよね。
超人ゲームの参加者には、FEEから超能力が付与されます。
凛治に与えられたのは、ある程度までの重さを触れずに動かす念動力。
超能力者VS達人、というマッチアップはなかなか面白いです。
超能力はあるとはいえ、ベースは普通の暮らしをしていた青年。
場数や精神の強靭さにおいては雲泥の差があります。
そこを、与えられた超能力をどう使い、どう殺しのプロの意表を突くか?
その辺りの駆け引き、そして常人が覚悟を決める瞬間の精神面が醍醐味になっています。
そこで、凛治は凄腕のスナイパー・バロン西条と一対一のデスゲームを命じられる――
このコンビといったら、ナイスバディの美女も欠かせませんよね。
超人ゲームの参加者には、FEEから超能力が付与されます。
凛治に与えられたのは、ある程度までの重さを触れずに動かす念動力。
超能力者VS達人、というマッチアップはなかなか面白いです。
超能力はあるとはいえ、ベースは普通の暮らしをしていた青年。
場数や精神の強靭さにおいては雲泥の差があります。
そこを、与えられた超能力をどう使い、どう殺しのプロの意表を突くか?
その辺りの駆け引き、そして常人が覚悟を決める瞬間の精神面が醍醐味になっています。
それにしても、突然我が魂の故郷である吉野山、そしての象徴である桜と金峰山寺が出てきたのはびっくりでした。
登場する「桜花宗園」という、廃業した料亭は架空の存在なので舞台探訪はできないですけれどもね(笑)
登場する「桜花宗園」という、廃業した料亭は架空の存在なので舞台探訪はできないですけれどもね(笑)
『バード』や『ギャンブルフィッシュ』が好きな方は勿論、この異種サバイバルバトルに興味があればお薦めです。
70点。
70点。