前回記事:咲-Saki- 第115局 気炎 感想
今日は、咲-Saki-ファン的には天江衣の誕生日。
ころたんイェ~イ(*'ヮ'*)
ですが、一方で私にとっては「玄の日」!
妹の日、黒髪ロングの日、苦労の日でもある9月6日。
阿知賀編キャラは依然として誕生日が不明。
そこで、松実玄さんのお祝いは9.6に行う、と。
去年はケーキを作ったり、阿知賀女子の宿泊先である帝国ホテルでお祝いをしたりしました。
今年も後でお祝いしたいと思います(^-^)
そして、そんな日に咲-Saki-最新話掲載のヤングガンガンが発売となったのも、ある種の運命を感じますね。
一ヶ月ぶりの最新話、とても楽しみにしていました!
という訳で、ここから下はネタバレ感想になりますので、単行本派の方はご注意あれ!
キングクリムゾンされず、じっくり描かれるインターハイBブロック準決勝次鋒戦。
桧森誓子さんが倍満をツモ和了りした所から。
清澄高校は1位に7万点近く、2位には3万5千点近く水をあけられている状況。
扉絵は風神(ヴァントール)こと、私が大好きな雀明華さん!
思わず声を上げてしまう程、まさかの単独扉絵に喜びました。
松実玄さんなら「おもち……」と言ってくれそうな、なかなかのおもち。
そして、しっかりとトレードマークの傘を携えていますが、日向に立っているようで、別に日光にアレルギーがあるという訳ではなさそうですね。
煽り文でまで風神を強調されるからには、やはり風に関わる能力=風牌をどうにかする力をおもちではないかと予想していますが、さてはて。
ちなみに、この背景に関しても早朝から舞台探訪クラスタが何人か足を運んでいました(笑)
最早日常生活です。
そして、本編。
郝慧宇さんが訝しい和了を。
私も中国麻雀には詳しくないのでちょっと調べたら、日本の麻雀と違う役が色々あったり、四暗刻は最高得点手より一段落ちていたりなど、なかなか面白いですね。
連続する数牌での清一色七対子、連七対という役満相当の手や、字牌と筋牌だけのバラバラな組み合わせで構成された全不靠など楽しそうです。
全不靠の存在により、淡の強制5.6シャンテン能力は中国麻将だと……?
そして、234,456,678というこの形は、中国麻将では一色三歩高という手。
久しぶりの野依プロもかわいい。
「極まりだ」という辻垣内さん、何とも任侠っぽい言い回しをしますよね(笑)
ちなみに、234,345,456のような形でも成立し、更にもう一面子増やせば一色四歩高と更に高い手になるようです。
更に、これを三色で作る三色三歩高という役が、日本式のピンフのように、中国麻将では一つの基本の役だそうです。
そして、郝慧宇さんは元々中国麻将の小学生チャンピオン。
仁川でのアジア大会銀メダルは、日本式麻雀に似たルールだった為、本来の力は出せていなかった模様。
それで銀メダルなのですから、相当の自力を感じさせます。
中国麻将ルールでは、臨海女子の中で太刀打ち出来る人もいない様子です。
帽子を取ったネリーちゃんかわいい。
気になるのは世界ルールですね。
現実世界でも中国麻将は隆盛しているようですが、咲-Saki-世界の方で主流なのはどちらなのでしょう。
或いは特殊なルールがあるのかも?
今までに登場した能力者を中国麻雀でも活躍できるかどうか考察するのも面白そうですね。
そして、中国麻将といえば花牌。
一局では判断しかねますが、二枚の花牌が郝さんに集まっているのは、花牌を集める力もある事を予感させます。
私服でぽわぽわした雀明華さんかわいいです。
しかし、「花が咲く」という言い回しを彼女にさせている所に、何らかの意図を感じなくもありません。
雀明華さんは麻雀の雀の字を持つと共に、咲く華の字をも関していますので、名前補正としては相当何かありそうに感じます。
単純に、日本語が流暢だなぁとも思いますが(笑)
日本式ルールに合わせて打つだけではダメで、中国麻将を意識しながら打つことでまた勝てるようになって来たという郝さん。
そういう、一見不合理に見える感覚的な部分って、実際にも意外と影響が大きい物ですよね。
雀明華さんの私服が松実玄さんの私服っぽくて可愛い。
どうやらわたしには
リーチはいらないようです
おお。
リーチが一つの基本である日本式麻雀で、リーチなしで戦うとは面白い。
和了の制限がきつくなり、打点も低く裏ドラや一発といった恩恵にも与れないのは普通なら大きなビハインドですが、それを覆す闘牌を見せてくれるのでしょうか。
そんな特殊な麻雀を見せられて困るのは、まこ。
更に郝さんから3900を当たられます。
この時の郝さんは、中国麻将的には一般高(日本のイーペイコー)と平和(中国ではカンチャン待ちでも成立する模様)、そして三色三歩高でしょうか。
素人同然の誓子さん共々、自慢のデータベース上に存在しない厄介過ぎる打ち手にまこは翻弄されます。
そして、普段なら絶対に捨てないような生牌の西を間瀬ちゃんに当たられます。
幸い、どれも安いのでまだ被害は小さいですが……
Aブロックの次鋒戦メンバーなら、宥姉以外はほぼほぼ普通の麻雀なので活躍出来たでしょうが、当たり運的にはまこにとっては悪かったですね。
それにしても、準決勝のスピードは異常ですね。
先鋒戦程ではないにしろ、殆ど10巡以内で決しているような。
13巡以内でのテンパイ率1位を誇るエイちゃんの価値がどんどん薄れていくようで寂しいです。
まこがこの後も大きく削られるようであれば、部長や咲さんの大活躍に期待がかかります。
或いはのどっちは余り大きく稼ぐイメージがないのですが、怪物である有珠山副将やメグちゃんを相手に大立ち回りを見せるでしょうか。
残念ながら次号休載のようですが、今月末にはいよいよシノハユもありますし、楽しみは尽きません!(^-^)