
池袋のアニメイト本店3Fにて、昨日から始まり5月26日まで開催される『弱虫ペダル』アニメ化決定記念のミュージアム。
主要声優も発表された中、真波くんは誰になるのか気をもんでいます。
サイドバーでもずっと推し続けている通り純粋な作品ファンとして、そして真波山岳くんファンとして早速行って参りました(^-^)

入るとまず見える総北メンバーの等身大パネル!
基本的に撮影禁止ですが、ここともう一箇所だけは撮影可能となっていました。
入り口には寒咲自転車店ロゴ入りの総北ジャージに、直筆の坂道と真波くんが!
その隣には、尽八と巻島の描かれた箱根学園ジャージも!!
開幕から熱いです。
そして、ショーケースには渡辺航先生の使用されているロードレース用のグッズや、画材が展示。
そこから、壁面にネームと原稿を並べて展示しているコーナー。
1枚目の細かい設定や、巻ちゃんと尽八の熱いバトルの時のネームの描かれ方に心躍りました。
そこを曲がると、カラー原稿とその下書きコーナー。
先生の荒々しい絵は細かく見ると、結構食み出しや塗り残しがあるのですが、パッと見ではそれ以上に迫力の方に目が行くのであまり気にならないのですね。
カラーの真波くんも見られて眼福!
坂道が巻ちゃんにオタク文化を教え込む番外編もカラー原稿4ページがそのまま貼っており、改めて読んで笑えました。
そして、祝アニメ化コーナー!
隣の来場ファンのコメントコーナーも、とても熱い想いが絶えることなく綴られていて良かったです。
単行本やグッズを500円以上購入で貰えるブロマイドが欲しかったのですが、割と種類が少なく、ほぼ品切れのものも。
本は全巻持っておりますので……

総北ロゴの入ったケースを買って、真波山岳くんブロマイドゲットです!
ナイスアブ!
ブロマイドは10枚の中から選ばせてくれるので、一安心です。
ただ、尽八が無くて嘆いてらっしゃった方も。
この面子なら確かに尽八も居てあげて欲しかったですけれど(笑)
『弱虫ペダル』ファンの方は行って損なしの催しですね。
そして、まだ未記載だった27巻についてもこの際纏めて書きましょう。
最後の、最高の舞台で鎬を削るのは、坂道と山岳。
真波くんの回想に出て来る幼い頃が完全に天使で可愛いです。
互いに全てを出し尽くす、肉体と精神と魂の全てを賭したラストラン。
この表情とモノローグが堪らないですね。
最高潮の熱気と共に、何と爽やかで清々しく美しい事か。
様々な人の想いを背負って走る二人。
勝利の軍配や如何に――
ひとつ言える事は、総北もハコガクも、本当に良いチームだという事です。
刊行ペースは早い『弱虫ペダル』ですが、ここ何年かの集大成ですから、やはり感慨は一入でした。
そして、激闘を終えて暫し幕間へ。
総北学園メンバーでアキバに行き、生き生きとした坂道に困惑する三年生陣という構図がとても面白かったです。
「恋のヒメヒメぺったんこ」を歌えてしまうことに頭を抱える田所さんと、それに堪らなく嬉しそうにする坂道が好きです。
しかし、そんな笑顔の陰で思わぬ問題も――
そして、坂道は自転車を新調。
一つの頂点に上り詰め、目指すは次なるステージ。
今後の更なる成長と飛躍に期待です。
王道少年漫画が嫌いでないなら、是非是非。
アニメ化前に全巻読んでおくのも良いと思いますよ。
80点。