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咲-Saki- 第149局感想&全国編Vita

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前回記事咲-Saki- 第148局感想&全国編Vita


まずは全国編Vitaの進捗状況から。


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隠しキャラ含め全キャラの育成はほぼほぼ完了(まだ68や69ポイントのキャラがいますが、カードを買っている内に増える計算です)。

この段階での、レア玄さんは

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水着が27枚

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アバターが29枚

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至福もとい私服が7枚。

ということで、あと70000コイン弱を稼げばOKですね。
ただ、第三弾に属する水着とアバターは、直接購入よりもせんべいを10コインで買った方が(愛の力もあり)安くよく出るので、もう少しばかり少なくても済みそう。
限界チャレンジに比べれば圧倒的にイージィですね。





さて、ヤングガンガン最新号です。

咲-Saki-第99局「真実」感想

阿知賀編で『咲-Saki-』熱が上がり、丁度12話が放送され、精神に変調を来たした頃。
本編は99局でした。
その時から、松実玄さんに通ずる全てを愛おしむように、本編の感想も書き始めて3年と3ヶ月。

今回で咲-Saki-は149局、丁度50回目の感想記事となります。

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99局も、奇しくも大将戦でした。
そして、その終わりであり感慨深い回でした。

そう考えると、今やっている大将戦が終わったら、3年位は阿知賀の闘いを見守り続けることができる、と?
保つかな、体と精神が! あまりの幸せすぎる時間に!!

見える、見えるぞ……
毎号ヤングガンガンを前においそれと読めずに正座しながら読む前から涙にまみれる私の姿が…………

巻末コメントで、立先生も「落葉の前に取材」と仰ってますが、それはもしかして紅葉の吉野山なのでは、と胸を踊らせずにはいられません。


ともあれ、まずは今の準決勝Bブロック大将戦です。

今回も、実に『咲-Saki-』という感じのすばらなお話でございました!
では、ネタバレ感想に参りましょう。

未読の方はご注意くださいね。












































咲-Saki-第149局[助言]。

サブタイトル通り、部長の助言を携えてインターバル中の咲さんの下に和が駆けつけます。

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記念すべき回はページ数も尊い……

ここで為された会話はとても面白いものでした。
のどっちに「本当、そうだよね!!」と同意することしきり。
ある種のサイヤ人的戦闘民族的言動の一方で、小動物的なかわいさを同居させている不思議な魅力を持つ主人公、咲さん。

100ページ、ツヤベタではなくトーンで髪が表現されているのに不思議な感じを覚えました。
微妙に間に合っていないラフ線だから、というのもあったりなかったりするんでしょうか。


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思い出の中の姉と謎の少女は、笑顔なんですね……
とちょっと感慨深くもなりましたが。

しかし、考えてみると世間での照さんのイメージもどちらかと言えば記者会見スマイルや雑誌スマイルなどで笑顔なんでしょうね。
そう考えるとちょっと複雑でした。

ともあれ、咲さんが麻雀をしている理由の原点を再確認する件の熱さは堪能させて貰いました。



一方、姫松の楽屋では末原ちゃんが元の格好に戻っています。

100局は丁度末原さんが今の格好を見せた時でもあります。

>今回のイメージチェンジは非常にすばらっ!

>監督の好采配であると思います。

>末原さんには、是非ともこのまま準決勝を戦って頂きたい。


という私の3年前の願いは奇しくも叶っていたのですが、後半戦から元に戻ってしまうとは……これでシンデレラタイムは終わりだと確信してしまいました。

そんな末原ちゃんの警戒の助言。

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ポーカーフェイスを訓練してもダメだった、顔に出ちゃう咲さんかわいい!
マスクやサングラスをするとかはルール違反になるんでしょうか?
ポーカーだと顔の70%が出ていれば何を付けてもOKというルールはあるようですが。
あ、サングラスをしても、気合を入れると割れちゃうのでダメですか、そうですか。

それにしても、こうして各校で行われる情報戦を見ていると、情報収集力や分析力というものがいかに大事なファクターかと思わずにはいられません。
そして、その分野において咲-Saki-界でも随一の赤土晴絵監督のいる阿知賀の総合力。
久さんの気付くことであれば、赤土さんも気付けるはず。
何なら、臨海の選手の弱点すらも既に見出しているかもしれません。
未だ能力を見せてこないネリーですが、是非赤土さんに曝け出して欲しい。

はやりん化する咲さんかわいい。


自然と「意識が卓全体に通る」とか言ってしまうのが素敵です。

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が、ダメ……!

まさかの、それすらも打ち消して来る末原さん!
この凡人、どれだけ非凡ですか!

全体効果系はそんな簡単に破れちゃうんですか。
まあ種類にもよるのでしょうけれど。
咲さんのプラマイゼロなんかは、同卓者全員にある程度普通の牌理で打ってもらわないと達成できない所はあるので、こうして不合理に徹されると厳しそうですね。
まこ先輩が、かおりんや郝慧宇の打ち筋を過去の牌譜から導き出せず苦戦したように。

しかし、そこで生きてくるのがあの苦しんだネット麻雀、というのがまた熱いですね!
生の情報が全く無い麻雀。
けれど、それはむしろ今の状況に通ずるものがある。

主人公が苦しみながらがんばってがんばって


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自分の行う競技の楽しさに入れ込む……!
そんなすばらなことはない!!

何を考えているか解らないことも多い咲さんですが、今回は一人の人間としてとても解りやすい思考の推移を見せてくれて、ザ・主人公でした。

最後の咲さんの笑顔が、眩しい。
『咲-Saki-』149局はどこまでも咲でした。

70000点以上の点差を、まず10000点詰めて。
ここから連チャン、と行きたいところでしょうが、そろそろヴィルサラーゼさんが来そうな気も。

残念ながら次回は休載だそうですが、一ヶ月後の11月6日を楽しみにしていましょう。
それまでにシノハユも新たな展開を迎えそうですしね。

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